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チーズの燻製
色々な食材を燻製にした結果、手間とコストと味のバランスが一番良く、かつ安定しているのがチーズの燻製だと思う。
使うのはこいつ。
雪印の「ファミリア」というプロセスチーズの塊(たぶん中身はスライスチーズや6Pチーズと変わらないと思う)が熱に強く燻製しても溶けにくいのでできれば使いたいのだけれど、最近見かけないのでこれは代替品です。どのチーズがいいかは各自研究してください。
スモーカーに入れやすいように適当な大きさに切って、網にくっつかないようにアルミホイルを用意します。細かく切った方が煙に触れる表面積が増え風味が乗りやすいが、手間も増えるので適宜調節してください。
燻製にはこれを使います。
一度火をつけたら燃え続けるウッドタイプの中では、このSOTOのシリーズが一番火が消えにくく使いやすい。いくつか木の種類が売ってるけど、正直味の違いはよくわからないので、雰囲気で選んでいる。
ピーティなのが好きな人は更にピートブロックまたはピートパウダーを追加すると良いでしょう。ヨード感が出る気がします。ウッドにはブロックの方が使いやすいと個人的には思う。
準備ができたら、ウッドに火をつけてスモーカーに入れ、チーズを並べるだけ。
だいたい3時間くらい放置しておけば、燃え尽きて粗熱もとれるでしょう。
出来上がったのがこちら。
デーン
熱源に近かったチーズはやっぱり変形している。ウッドの場合、スモーカー内部の温度は60〜70℃くらいになると言われています。このスモーカーは内部が上下2段に分かれているので、ウッドに近い下段はさらに温度が高いかもしれない。
いただきます。
本当は冷蔵庫で一晩寝かせた方が味が染み込んで食感も良くなりめちゃくちゃ美味しいのですが、ほんのり温かい出来たても悪くないものです。
今回は小さいスモーカーを使いましたが、一斗缶などを改造した自家製のデカいスモーカーで大量に作ると幸せになれます。
やっていきましょう。