【事例】北九州市門司区 旧料亭「三宜楼」改修事業 〜 成功要因と教訓 〜
プロジェクトマネジメントの視点で振り返る(レトロスペクティブ)
北九州市職員が、旧料亭「三宜楼」を観光施設として改修する事業を、様々な問題が発生する中で関係者と調整して完了させました。市職員が当時を振り返り成功要因と教訓を説明しています。
事業を担当することになった行政職員の方は、参考になる情報があると思いますので、ご一読頂ければ幸いです。
作成者:北九州市 都市戦略局 開発指導課 熊川 健三
(連絡先は、添付ファイルの巻末)
4つの成功要因
1.上司の決断力・部下への大幅な権限移譲
2.問題解決に主体的に取り組んだ
3.追加予算の確保
4.保存会や支援者・工事関係者の協力
北九州市門司区の歴史的建造物「三宜楼」は、解体の危機から救われ、大規模改修を経て観光施設へと生まれ変わりました。地元有志が結成した保存会が土地を購入・市へ寄付し、市が国土交通省の補助金を活用して改修工事を行いました。老朽化や地理的要因による工事難航、人材不足などの課題を乗り越え、地元住民や関係者の支援、強いリーダーシップのもとでプロジェクトは成功。現在、三宜楼は門司港レトロ地区の新たな観光施設として利用されています。
3つの教訓(財産)
1.プロジェクトマネジメントに対する認識不足・人材不足
2.プロジェクト憲章・プロジェクトスコープの不備
3.人的リソースマネジメントの不備
この再生事業を如何にして成功させたか、得られた教訓とは何か。詳細はダウンロード資料をご覧ください。次なる地域資産の活用を見つけるヒントになるかもしれません。
この事例は「行政コミュニティ」の活動によって作成されたものです、活動をご存知でない方はぜひこちらも参考になさってください。
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