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73%が「政治を通じて社会を変えることができると思えない」 【回答結果・速報】政治に関する意識調査結果

Public Meets Innovation(以下PMI)は、12月25日から1月5日にかけて、国民一人ひとりが政治や日本に対してどのような考えを抱いているか、どこに若者が政治を忌避する要因がどこにあるのかを特定するため、以下のとおり「政治に関する意識調査」を実施しました。

結果、インターネット調査会社を通じて回収した約1,000サンプルに加えて、 Google Formsを通じて469名もの皆様に回答にご協力いただきました。回答にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

以下では調査概要と調査結果の主なポイントについて速報版として公開します。

1.調査概要

・調査方法
インターネット調査(インターネット調査会社経由/Google Forms経由)

・調査期間
インターネット調査会社経由:2023年12月25日
Google Forms経由:2023年12月25日~2024年1月5日

・調査対象者
インターネット調査会社経由: 20代~70代の日本国内に居住する日本国民
Google Forms経由:PMIのHP等からアンケートを認知、回答に協力いただいた方々

・有効回答数
インターネット調査会社経由:1,002名
Google Forms経由:469名(1月5日時点)
合計:1,471名

・調査項目
インターネット調査会社経由:政治への関心度、支持政党、政治的な志向など13項目
Google Forms経由:上記に加え、自由記述欄(「あなたの政治への想いや政治との理想的なかかわり方についてご意見があれば自由に記載してください。」への回答欄)を追加

2.調査結果(一部抜粋)

a. 各質問項目への回答(インターネット調査会社経由のみ、一部抜粋)
Q1 あなたは、普段選挙にはどの程度行きますか?

n=1,002

Q4-1:あなたについて、該当するものを1つ選んでください-あなたは、自分自身が政治を通じて社会を変えることができると思いますか?それとも、そうは思いませんか?

n=1,002

Q4-2:あなたについて、該当するものを1つ選んでください-あなたは、今後も日本の社会は安定していると思いますか?それとも、そうは思いませんか?

n=1,002

Q4-4:あなたについて、該当するものを1つ選んでください-あなたは、自分の生命や財産にとって政治の果たす役割が重要だと思いますか?それとも、そうは思いませんか?

n=1,002

Q4-5:あなたについて、該当するものを1つ選んでください-あなたは、税金で払っている金額以上のサービスを、国や地方自治体が提供してくれていると思いますか?それとも、そうは思いませんか?

n=1,002

Q4-8:あなたについて、該当するものを1つ選んでください-あなたは、自分の世代に既得権益があると思いますか?それとも、そうは思いませんか?

n=1,002

Q7:あなたは、社会全体の秩序と個人個人の権利や幸せ、どちらのほうが大事だと思いますか?

n=1,002

b. 自由記述欄への回答(Google Forms経由のみ)
Google Formsを通して行ったアンケートの有効回答数469件のうち、4割に近い195件の自由記述回答を頂きました。

回答の内容を大きく分類すると、「政治に関するもの」、「社会に関するもの」、「メディアに関するもの」の3つに大別できました。
回答の傾向として特徴的だったのは、政治への不信感、政治家への絶望が見られた回答と、投票率の低さや変わらない政治に対して自分や社会がどうあるべきかについての回答が多く見られたという点です。

政治や政治家への不信としては、以下のようなコメントがありました。

「もっと1人1人の声に耳を傾けてほしい」(30代)
「昨今のニュースから政治に信用ができない」(40代)
「報道で問題になっている政治家達は、国民の投票によって選ばれたという自覚が無さすぎる」(40代)
「政治が遠い存在になり、全く無視されているよう」(60代)

また、自分や社会がどうあるべきかという点については以下のようなコメントがありました。

「現在の政治家や政治の状態を作ってしまったことに対して、我々有権者側にも大いに反省すべき」(20代)
「若い世代が声をあげていくことが大事と思う」(30代)
「多くの人が支持政党を持って、選挙活動などを手伝うくらいが丁度良い」(40代)

その他、「政治の仕組みや制度を学びたい」、「政治について議論する場が欲しい」といった声も多数寄せられました。
今後、アンケートの結果や頂いた自由記述を踏まえた量的・質的な分析を行いつつ、後述する取組に繋げていきます。

3.今後の取組について:デモクラシー2.0プロジェクト

本調査をもとに、一人ひとりが政治やルールを変えられると感じられる土壌や、多様な形で政治参画ができ日常・社会の変化を実感できるような選択肢を作っていくために、PMIは「デモクラシー2.0プロジェクト」を発足します。

今回実施した調査の詳細な分析に加え、2024年を通して、年間を通じてインタビュー、企業・団体との意見交換、公開トークイベント、カンファレンス、共同調査など様々な活動を継続的に実施していきます。

皆様にもご参加いただきながら、デモクラシー2.0を実現していくための具体的な提言を作り上げて参りたいと思いますので、引き続きご注目ください。

4.ローデータの提供について

本調査の結果をもとに、独自の分析やPMIとの共同提言を行いたい法人、研究機関向けにローデータの提供を行います。
希望される方は、下記のPMIお問合せフォームより、所属、代表者名、利用目的等についてご記入のうえ送信ください(「お問い合わせ内容」については「その他」を選択)。
追ってスタッフよりご連絡させていただきます。

【団体概要】
名称:一般社団法人Public Meets Innovation
代表理事:石山アンジュ
設立日:2018年10月1日
住所:東京都渋谷区
HP:https://pmi.or.jp

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