最後まで逆転に次ぐ逆転!大接戦の24時間 - 2024年ウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ

2024年のウェザーテック・スポーツカー選手権(IWSC)が開幕した。

GTDクラスの昨年の最終戦からのエントラント変更は以下の通り。

カデラック
インディカーに参戦しているアレックス・パロウが加入。

プロトン
ハリ・ティンクネルがGTD Proクラスへ降格。昨年WECに参戦していたロマン・デュマ、WECやGTワールドチャレンジ・アジアに参戦していたアレッショ・ピカリエッロが加入。

ペンスキ
ケヴァン・エストルがGTD Proクラスから昇格。昨年開幕2戦に参戦していたデイン・キャメロンが復帰。

WTR
インディカー・シリーズに参戦しているマーカス・エリクソン、昨年開幕戦に参戦していたブレンドン・ハートリ、コルトン・ハータが加入。ジェンソン・バトンがJDCから移籍。ジョーダン・テイラがGTD Proクラスから昇格。

RLL
マルコ・ヴィットマンがWECに参戦。シェルドン・ヴァン・デア・リンデがGTD Proクラスへ降格。イェッセ・クロフン、レネ・ラスト、WECに参戦しているドリス・ファントホール、昨年GTDクラスに参戦していたマキシム・マルタンが加入。

ウィーレン
アレクサンダ・シムズがGTD Proクラスに降格。トム・ブロンクヴィストがメイア・シャンクから移籍。

JDC
マイク・ロッケンフェラーがGTD Proクラスに降格。バトンがWTRへ移籍。昨年WECに参戦していたフィリップ・ハンソン、昨年開幕戦に参戦していたリチャード、ウェストブルックが加入。ベン・キーティングがLMP2から昇格。

MSRは今年はエントリーしていない。

レースの舞台はデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ。上記の通り、昨年勝利したMSRは参戦しない。

スタート直後はポールスタートの31号車がリード。しかし、その後01号車がリードする。7号車も後ろに続く。そこからしばらくはピットタイミングの違いで入れ替わりはあるものの、基本的にこの3台がリードしていく。
しかし、01号車はトラブルで夜中にストップ。結果として31号車と7号車のトップ争いとなる。
最終ピットを残し、7号車がリードしていたものの、ピット後のタイヤの熱の温まりが悪く31号車がオーバーテイク。そのままリードを築いていく。
しかし、残り1時間でイエローコーション発生。最終ピットをアンダーイエローで行う。そこでトップに浮上したのが7号車。その後のリスタート後も逃げ切り、7号車のキャメロン、マット・キャンベル、フェリペ・ナスル、ジョウジフ・ニューガーデンが優勝した。

結果
1.D.キャメロン/M.キャンベル/F.ナスル/J.ニューガーデン(ペンスキ-ポルシェ)
2.J.エイトキン/T.ブロンクヴィスト/P.ディラニ(ウィーレン-キャデラック)
3.J.バトン/L.デレトラズ/C.ハータ/J.テイラ(WTR-アキュラ)
4.K.エストル/M.ジャミネ/N.タンディ/L.ファントホール(ペンスキー-ポルシェ)
5.G.ブルニ/R.デュマ/N.ヤニ/A.ピカリエッロ(プロトン-ポルシェ)
6.P.ハンソン/T.ファン・デル・ヘルム/B.キーティング/R.ウェストブルック(JDC-ポルシェ)
7.C.デ・フィリッピ/M.マルタン/R.ラスト/N.イェロリ(RLL-BMW)
8.P.エンク/A.ファルフス/J.クロフン/D.ファントホール(RLL-BMW)
43.F.アルブケルケ/M.エリクソン/B.ハートリ/R.テイラ(WTR-アキュラ)
47.S.ブルデ/S.ディクソン/A.パロウ/R.ファン・デル・ザンデ(キャデラック)

次戦はシーブリング。ポルシェとキャデラックがこのまま一騎打ちで戦うのか、それとも他のコンストラクターが台頭するのか。注目が集まる。

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