過去最短距離での勝敗決定、消化不良の五里霧中レース - 2024年インターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦ニュルブルクリンク24時間レース
今年もニュルブルクリンク24時間耐久レースが行われた。シーズン戦として行われるのは今年が初めてである。
今回のエントラントは以下の通り。
RMG
ダン・ハーパ、マックス・ヘッセ、シャルル・ウェール
ローヴェ
マルツォ・ヴィットマン、アウグスト・ファルフス、ラファエレ・マルツィーロ、マキシム・マルタン、ロビン・フレインス、シェルドン・ヴァン・デア・リンデ、ドリス・ファントホール
ゲットスペート
ルーカス・アウア、アダム・クリストダウラウ、プヒーリップ・エリス、ミカエル・グルニエ、マーロ・エンゲル、ジューレス・ゴウノン、ファビアン・シラ
ビルシュタイン
ミケレ・ベレッタ、フランク・バード、ユースフ・オーヴェガ、アルジュン・マイニ、マーキシミーリアン・ゴッツ、ダニエル・フンカデリャ、ルカ・シュトルツ
ADVAN
ラルフ・アロン、デニス・フェッツァ、ヒューバト・ハウプト、サルマン・オーヴェガ
シュニッツェラルム
イェイ・モ・ハルトリンク、ケネト・ヘヤ、マルセル・マルへヴィッツ
ヘルバト
マット・カンベル、フィーセント・コルプ、デニス・オルセン、ローバト・レナウア
リオンスペート
アンタレス・アウ、インディ・ドンテェ、パトリック・コルプ、パトリッツ・ニーダハウザ
ファルケン
ジュリアン・アンローエ、クラウス・バフラ、スフェン・ミュラ、アレッショ・ピカリエッロ、ジョエル・エリクソン、ティム・ハイネマン、ニーコ・メンツェル、マルティン・ラギンガ
ディナミッチュ
バスティアン・ブース、マルヴィン・ディーンスト、マルツォ・ホルツァ、マルツォ・ゼーフリート
マンテイ
ケヴァン・エストル、アイハンジャン・ギュヴァン、トーマス・プライニンク、ラウレンス・ファントホール
舞台はニュルブルクリンク。世界最長のコースであり、今年からカレンダー入りしたコースである。
スタート直前に雨が降り始め、タイヤ戦略が分かれる中、まずはウェットタイヤを履いたマシンが前を走る。しかし、その後路面が乾いていき、徐々に形成逆転。99号車ローヴェ、16号車PHX、911号車マンテイ辺りが上位を入れ替えながら走る。99号車ローヴェは中盤でクラッシュしてリタイヤ。一方で霧が立ち込め、スタートから7時間半後ぐらいに中断。そこから先はしばらくレッドフラッグとなった。一度セーフティカーランになったが、そのまま再開することなく、16号車PHXが50周を消化した段階で優勝。911号車マンテイ、72号車RMGが表彰台を占めた。
結果
2.K.エストル/A.ギュヴァン/T.プライニンク/L.ファントホール(マンテイ-ポルシェ)
3.D.ハーパ/M.ヘッセ/C.ウェール(RMG-BMW)
4.M.ゴッツ/D.フンカデリャ/L.シュトルツ(HRT-マツェーデース)
6.J.アンローエ/K.バフラ/S.ミュラ/A.ピカリエッロ(ファルケン-ポルシェ)
7.A.ファルフス/R.マルツィーロ/M.マルタン/M.ヴィットマン(ローヴェ-BMW)
9.A.アウ/I.ドンテェ/P.コルプ/P.ニーダハウザ(リオンスペート-ポルシェ)
10.J.エリクソン/T.ハイネマン/N.メンツェル/M.ラギンガ(ファルケン-ポルシェ)
11.M.ベレッタ/F.バード/A.マイニ/J.オーヴェガ(ビルシュタイン-マツェーデース)
13.B.ブース/M.ディーンスト/M.ホルツァ/M.ゼーフリート(ディナミッチュ-ポルシェ)
14.J.M.ハルトリンク/K.ヘヤ/M.マルへヴィッツ(シュニッツェラルム-マツェーデース)
次戦はスパ・フランコルシャン24時間。昨年はローヴェ98号車が優勝した。どのような結果になるか楽しみだ。