大躍進のルーキー、ようやく勝利を掴んだ中堅、苦しむベテラン…悲喜交々の九州大会 - 2024年スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス
昨年も激戦が見られた九州の地に日本最高峰のレースが帰ってきた。
前戦からのエントラント変更は以下の通り。
インパル
テオ・プルシェルが離脱。IMSAに参戦しているベン・バーニコウトが加入。
予選では、ダンディライアンの2人が絶好調。A組では太田格之進、B組では牧野任祐がトップタイムを記録してそのままQ2へ進出。ダンディライアン、KCMG、無限、トムス、セルモが2台とも進出し、チームごとの差が大きく見える結果となった。Q2では、大接戦となったが、その中圧倒的なタイムを叩き出したのはデビュー2戦目の岩佐歩夢。初のポールポジションを獲得した。2位には牧野、3位には山本尚貴がつけた。
予選結果
1.岩佐歩夢(無限-ホンダ)
2.牧野任祐(ダンディライアン-ホンダ)
3.山本尚貴(中嶋-ホンダ)
4.阪口晴南(セルモ-トヨタ)
5.野尻智紀(無限-ホンダ)
6.坪井翔(トムス-トヨタ)
7.太田格之進(ダンディライアン-ホンダ)
8.福住仁嶺(KCMG-トヨタ)
9.山下健太(KONDO-トヨタ)
10.小林可夢偉(KCMG-トヨタ)
決勝。ポールポジションの岩佐が若干出遅れ、牧野がトップを奪取。山本も岩佐をパスして2番手に浮上した。ピットがオープンになると、上位勢はピットを済ませてクリーンなコンディションで走ろうとするが、山本はピットを終えていないマシンに引っかかりなかなかペースが上がらず、一方で岩佐はペースを上げて2番手に戻る。山本は坪井翔にもオーバーカットを決められてしまい、4番手にダウン。一方でトップの牧野はペースを乱さず最後までトップを守り切り初優勝。岩佐は2位で初表彰台。3位には坪井が入った。
決勝結果
1.牧野任祐(ダンディライアン-ホンダ)
2.岩佐歩夢(無限-ホンダ)
3.坪井翔(トムス-トヨタ)
4.山本尚貴(中嶋-ホンダ)
5.太田格之進(ダンディライアン-ホンダ)
6.阪口晴南(セルモ-トヨタ)
7.山下健太(KONDO-トヨタ)
8.福住仁嶺(KCMG-トヨタ)
9.野尻智紀(無限-ホンダ)
10.小林可夢偉(KCMG-トヨタ)
次戦はSUGO。魔物が潜む東北大会はどのような結果になるのか。