急遽参戦でも王者は強い!一方で新人台頭も…? - 2024年世界ラリー選手権第7戦ラリー・ポーランド
ポーランドの舞台にWRCが戻ってきた。
前戦からのエントラント変更は以下の通り。
トヨタ
セバスティアン・オジエがレッキ中の事故で欠場。代わりにカッレ・ロワンペラが参戦。
ヒョンデ
ダニ・ソルドに代わってアンドリアズ・ミケルセンが参戦。
Mスポーツ
マルティンシュ・セスクスが加入。今大会でデビューとなる。
今回はミコワイキを舞台としたラリー・ポーランド。2017年以来7年ぶりの開催で、前回はティーリ・ノイフィレが優勝を飾った。
SS1では、オット・タナックがトップタイムを記録してリードするが、SS2で早速鹿と接触しリタイヤ。代わってミケルセンがトップに。しばらくはロワンペラとミケルセンがトップ争いを展開。前戦に出場していなかった2人が激しく争いを続ける。しかし、ミケルセンは終盤でクラッシュ。SS11でトップに出たロワンペラにとってはこれによって独走状態に。このままトップでフィニッシュ。今季2勝目。2番手にはエルフィン・エヴァンズが入りトヨタ1-2。3位にはアドリアン・フルモーが入った。デビュー戦のセスクスはノンハイブリッドマシンながらもポイントリーダーのノイフィレと大接戦を繰り広げ5位でフィニッシュした。
結果
1.K.ロワンペラ(トヨタ)
2.E.エヴァンズ(トヨタ)
3.A.フルモー(Mスポーツ-フォード)
4.T.ノイフィレ(ヒョンデ)
5.M.セスクス(Mスポーツ-フォード)
6.A.ミケルセン(ヒョンデ)
7.G.マンスタ(Mスポーツ-フォード)
8.勝田貴元(トヨタ)
40.O.タナック(ヒョンデ)
次戦は初開催のラリー・ラトビア。今回デビューしたセスクスの地元であり、今回5位だったが、次回はハイブリッドを搭載してさらにパワーを増すために活躍が期待される。
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