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おんじ (101)
全国高等学校野球選手権大会、夏の甲子園が大変に盛り上がっている。暑いんだから時期を変えた方がとか、ドームでやったらどうかなどの意見があり、確かに一理あると思うが、球児達が頑張ってる今だけは、素直に応援していたい。三年生にとっては最後の甲子園だし、一年生二年生はそんな三年生と出来る最後の野球かもしれない。またレギュラーになれなかった子達も、スタンドで踊りながらそれぞれの想いで、選手達を応援している。とはいえ勝負事、勝ちもあれば負けもある。勝てば誇り高く校歌を歌い、負ければ汗と涙の染み込んだ土を持って帰ったりする。非常に古めかしい気もするが、それもまた良いものだ。何よりプロ野球とは違って、贔屓だけでなくどの球児達も応援したくなるのが、甲子園の魅力である。そう感じるのも、少しは大人になったからかもしれない。
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この連載は±3落語会事務局のウェブサイトにて掲載されているものです。 https://pm3rakugo.jimdofree.com