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整理しない整理術

情報を整理するということは、一定の期間、その情報は最新情報となる。しかし、私たちが扱う情報は、一定期間以上が過ぎると、古くなる。そうしたとき、また、整理が必要となる。
それは、情報単体では、最新の情報であっても、周りとの関係において、配置された箇所が、現状と異なる場合が存在するからだ。それは、新しい情報が次々と上乗せされる現代だから起きる問題だ。

そこにあたり、情報を整理しないという提案をする。
大きく分けると2つ存在する。

  1. 時系列に情報を列挙する
    すべての情報を、時系列に並べる。その情報を得た、知った、浮かんだ、それぞれの状態で、記録をすることで変化しない情報を与える。過去にさかのぼってその状態を知った状態になることはありえないので、このような考え方ができる。

  2. タグを使用する
    情報に対して、タグをつけることで、あとからその情報にアクセスできるようにする。情報の種類が増えない場合はよいが、そうでないとタグの管理をしなければいけなくなるため、難易度はそれなりにある。
    なお、写真などではAIによる画像認識システムを使用することで、タグを自動的に付ける仕組みも存在する

つまり、整理しないというのは、整理しなくても必要な情報にアクセスできる状態を作るための仕組のことである

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