勇気づけと信頼関係

ありがとうの根拠
人は、誰かの役に立ったと気付いたとき、自分の価値に気付く。誰かから必要とされるから、他者への興味を持ち、その世界と自分の価値観を合わせようとすることができる。
アドラーはこのプロセスを、信頼、見立て、解釈、再教育の4つに定義した。
再教育とは、再び学ぶ場を提供すること。教え込むことではない。

組織に入って価値観を共有していく感覚、は共同体感覚。わたしとあなたというのが、社会の最小単位。この最小単位から、大きくなる過程を経て、自己への執着を手放し、他者への関心へと切り替えていく。
このとき、学校とか組織と蟹適合できない場合、そこから距離を置くことができる。それをしない、つまりそこにいたいのならば、その共同体という場で上手くやっていく術が必要となる。この術を得るために、周りにできることは、勇気づけである。
勇気づけとは、、横の関係という評価をしないで、感謝や素直な喜びを言える関係から、対象者が自らの力で課題に立ち向かっていけるように働きかけること。これが共同体感覚を得るために、できるサポートである。

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