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FUNLOGY Speaker(PCスピーカー)レビュー|売れ筋な理由
2024年中旬に発売されたFunLogy製PCスピーカーがAmazon等で人気を博し、ベストセラー商品となっていました。
製品の実力を確かめるためにタイムセールで実際に購入して詳細なレビューを行いました。
FUNLOGY Speakerの詳細
サイズ:幅69mm・奥行132mm・高さ108mm
重さ:片方約260g
スピーカー径:直径48mm
総出力:14W(各7W)
各ケーブル長:130mm(音声入力&給電用・各スピーカー間)
1年間のメーカーサポート
付属品:取扱説明書
FUNLOGY スピーカーの特徴やデザイン
FUNLOGY Speakerは左右合わせて14W(Webサイト上の表記)の出力とパッシブラジエーターを持つPCスピーカーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726966918-C5eKfWLIopcq6dhTGJXkN9sD.jpg?width=1200)
接続はUSB(給電用)と3.5mmステレオミニプラグ(音声入力用)を使用します。
製品はプラスチック素材ですが、マットな質感で価格以上の高級感があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1726974308-uImUbY3kKXrPv2NZiHCLtVOf.jpg?width=1200)
左右のスピーカー間は130cmのケーブル長があり、デュアルディスプレイ環境などにも十分対応できます。
音質
![](https://assets.st-note.com/img/1726966560-IXamJTOYVonjHZ4q15LNfDGv.jpg?width=1200)
スピーカーは30度の角度がついており、音が聞きやすく低音も響きやすい設計です。
背面のパッシブラジエーターにより、サイズ以上の低域ボリュームを実現しています。
低域は最低45Hz付近から出力されます。最低音付近は強くないため重低音とは言えませんが、基本的な楽器音は十分に再現できます。
最低音付近の出力は結構強引に感じました。ボリュームを上げるとスピーカー自体もかなり振動します。
操作性
本体には音量調整ダイヤルがあり、簡単に音量を調整できます。左に回し切ると電源がOFFになります。
電源LEDはホワイトで、全体のデザインとマッチしています。他の機能はなく、PCなどに接続するだけで使えるシンプルさも魅力です。
格安スピーカーでよくある、PCの電源ON・OFF時のノイズも、私の試用では発生しませんでした。
コストパフォーマンスの高さ
価格2,000円弱でこのスペックは、十分すぎる性能だと言えるでしょう。
CreativeのPebbleが同価格帯で人気を集めていますが、FUNLOGY Speakerは実売価格でCreative Pebbleよりも安価で、近い性能を発揮します。
音質ではCreativeが上回るという意見が多いものの、サイズやデザイン面でFUNLOGY Speakerを好む人も多いでしょう。
横に倒すと高さ7cm以下になり、ダイソー300円スピーカーと同程度の低さになるため、設置の自由度も高くなっています。
注意点
給電用USBポートによるノイズの可能性
取扱説明書にも記載されていますが、スピーカーからノイズが出る場合は、PCの別のUSBポートや5V 1~3AのUSBアダプターを試すと解決することがほとんどです。
ちなみに、ノイズが発生しやすいダイソーの充電器でも試してみましたが、このスピーカーでは全く問題ありませんでした。
PCのUSBハブなどの環境によっては発生する可能性がある程度です。
FUNLOGY Speaker まとめ
コンパクトサイズ:69×132×108(mm)・重さ:片方約260g
背面のパッシブラジエーターによりサイズ以上の低域を実現
バランスの良い音作りで筐体の全体的な品質も高い
操作は簡単で本体ダイヤルで電源ON/OFFと音量調整
価格2,000円弱で同価格帯の競合製品に対して優位性あり
正直この価格を考えるとコストパフォーマンスは圧倒的です。売れ筋になる理由はよくわかります。
さらに詳細なレビューや他スピーカーとの比較は私のブログでしています。