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SOOMFON AUX Bluetooth 5.0 レシーバー 安いけど使える製品

SOOMFON Bluetoothレシーバーの特長

スペック

  • 接続端子:3.5mm AUX

  • Bluetoothバージョン:5.0

  • コーデック:SBC

  • バッテリー:最大6時間再生可能

  • 充電時間:約1.5時間(USB-C)

  • サイズ:50×26×11 mm(実測)

  • 重量:12g(実測)

  • 通信距離:最大約10m

  • 機能:ハンズフリー通話・2台同時接続に対応

  • 価格:1,000円以下

※技適マークは箱にあります

裏面の項目では「AAC」の表記もあるが?

メリット

軽量・コンパクト設計

実測値でサイズが50×26×11(mm)、重量約12gとかなり軽量かつコンパクトな設計です。

音声入力は3.5mm AUXポートに挿すだけでドライバーは不要、充電はUSB-Cで充電したままでも利用可能です。

2台同時接続に対応

2台のBluetooth機器を同時に接続できるため、スマートフォンとタブレットなど、複数のデバイスを切り替えて利用可能です。

ペアリング方法
初回の1台目ペアリングは簡単で、電源ボタン(中央のボタン)を3秒長押しで電源を入れたら自動的にペアリングモードに入ります。

SF-BT002というモデル名で出てきます

2台目の接続は、1台目のBluetoothを切った状態(接続解除ではなく単純にBluetoothをOFF)にすると、他のデバイスでまたペアリングができるようになります。

2台目もペアリングに成功したら1台目のBluetoothもONにして再度つなげれば2台同時接続状態となります。

これ以降、デバイスを変更するには今後繋がないデバイス側から接続解除(デバイスの削除などの表現)を行います。その後、他端末で接続できるようになります。

※私の環境ではレシーバー側の操作は不要でした。取扱説明書では電源ボタンをダブルクリックなど書かれていますが、その操作は効きませんでした。
また、スマホに接続した状態で不用意に電源ボタンをダブルクリックすると「最後の番号にリダイヤル」の操作が行われてしまうため注意が必要です。※上手くペアリングができない場合には、電源ボタンを10秒長押しでリセットして1台目からペアリングをし直すと良いです。

まあまあな音質

AUX接続のサウンドバーに繋げてみた

Bluetooth 5.0、SBCコーデック対応なので高音質というわけではないですが、比較的クリアな音質です。

音の遅延も、個人的にはそこまで気にならないレベルです。(SBCの遅延は220ms)

マイク内蔵

マイク内蔵なのでハンズフリー通話などにも利用でき、特にマイク機能のない有線イヤホンと接続すればワイヤレスヘッドセットとして利用もできます。

◾️マイクはノイズキャンセリング機能付き
実際に音声通話にも使ってみましたが、音声は十分届いておりノイズキャンセリングも多少効いており、ハンズフリー通話にも対応できます。

本体も小さく軽量なため、口元に近い位置に設置できれば有線イヤホンやヘッドホンをワイヤレスヘッドセット化が可能ですね。

操作方法

◾️基本操作

  • 電源を入れる:電話ボタンを3秒長押し

  • 電源を切る:電話ボタンを3秒長押し

  • 初期状態にリセットする:電話ボタンを10秒長押し

  • 備考:電源を入れて5分以内に接続されないと自動的に電源オフ(バッテリー駆動時)

◾️音楽・通話操作

  • 電話ボタンを押す:再生・一時停止

  • + ボタンを押す:音量アップ

  • − ボタンを押す:音量ダウン

  • + ボタンを長押し:曲送り

  • − ボタンを長押し:曲戻り

  • 電話ボタンを短く押す:電話に出る・電話を切る

  • 電話ボタンをダブルクリック:応答を拒否

  • 電話ボタンをダブルクリック:最後の番号をリダイヤル

利用用途

  • 古いオーディオ機器をBluetooth対応にする

  • 車内でハンズフリー通話や音楽を流す

  • ホームオーディオをBluetooth接続

注意点

機能はBluetoothレシーバーのみ

SOOMFON Bluetoothレシーバーは受信機能のみであり、送信機能(トランスミッター機能)はありません。

両対応の機器も売られているため、用途に合わせて選ぶ必要があります。

複数の音源を同時に再生することはできない

2台までのマルチペアリングが可能ですが、音源はどちらかを選ぶことになります。

一度再生をストップさせ、別端末で再生をスタートさせると自動で切り替わります。

音声ガイドが若干うるさい

音声ガイドの音量を調整したり、オフにする機能が搭載されていないためスピーカーの音量にもよりますがガイドの音はいろいろ鳴ります。

電源オンオフ、ペアリング成功・接続切れなどで都度鳴らしてくれるのは親切ですが、頻繁に接続が途切れたりすると結構うるさく感じます。

電源によってノイズが乗る場合がある

この製品はUSB-Cでの充電が可能で、そのまま充電して使っているとUSB充電器の種類などによりノイズが乗る場合があります。
※もちろん接続するスピーカーによっても変わります。

まとめ

SOOMFON Bluetoothレシーバーは、簡単にBluetooth機能を追加できる製品です。

おすすめできる方

  • 古いオーディオ機器をBluetoothで活用したい

  • 軽量なので有線イヤホンのワイヤレス化にも良い

  • マイク内蔵なのでハンズフリー通話にも使える

あまりおすすめできないパターン

  • 高音質・低遅延を求める方はaptXやLDACに対応したモデルが良い

  • 送信機機能も欲しい場合はBluetoothトランスミッター機能付きが良い

価格も1,000円以下と手頃で、こだわりがなければ十分な性能なBluetoothレシーバーです。

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