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「ゲーミング+静音」マウス Edifier HECATE G3M PROが使いやすい

私はゲームをPCでしないのですが、マウスについてはゲーミングマウスが軽くて精度が高いのは知っていました。

とはいえ、事務作業だと個人的にはカチカチ音の鳴らない静音マウスを好んで使っています。

そんな中、音響機器ブランドのEdifierが「静音仕様に切り替え」できる珍しいマウスを発売していることに気づき、買ってみました。

Edifier HECATE G3M PRO

主なスペック

  • センサー:PAW3395

  • 最大速度:650IPS

  • 最大加速度:50G

  • 感度:26,000DPI

  • ポーリングレート:1000hz/1ms(有線か2.4GHz無線時)

  • 重量:63g(実測・レシーバーなし)

  • 寸法:118.7×61×38.6 mm

  • バッテリー駆動時間:約70h

  • バッテリー充電時間:約6h(5V=300mA)

  • 接続方法:有線・2.4GHz無線・Bluetooth

  • 対応OS:Windows、mac、iOS、iPadOSなど

  • 左右クリック:ゲーム⇔静音 切り替え可能

実際の使用感

いままで使っていたマウスがロジクールM750やMX Master 3Sで、どちらも100gを超えていました。

それらと比べると実測63gのHECATE G3M PROは明らかに軽くて、形状も癖が無いため疲労感が減りました。

さらに、搭載されるセンサー「PAW3395」がなかなか高性能で、最大感度26000DPIという強さ。

26000DPIというと、よくある安いマウス感度の10倍くらいの性能です。

専用ソフトを使えば本当に26000DPIまで上げられますが、通常使用では2000~3000くらいで十分かと思いますね。

静音スイッチ

裏面に左右別々のスイッチ切り替え機能がある

HECATE G3M PROの珍しい機能である静音スイッチは、裏面の物理スイッチを上下に入れ替えることでON・OFFできます。

単純に2つのメカニカルスイッチが内臓されていて、それらを入れ替えているようですね。

静音スイッチの方は、低くて小さな音でコクコクと鳴り、クリック感はちょっと浅めになるイメージです。

通常モード(ゲームモード)では、しっかりとカチッカチッとした音とともに、正確なフィードバックが得られるスイッチです。

私の用途では常に静音モードにして使っていますが、周りに気を遣うことなく仕事ができるのが強みですね。

作業中には出来るだけ静かにしておきたいタイプの方にはぴったりだと思います。

しかもゲーミングマウスなので、軽量かつハイスペックなセンサーを搭載していることで的確に素早いマウス操作が楽に静かに行えるわけです。

接続切り替え

HECATE G3M PROは、有線、2.4GHz無線、Bluetoothと3つのモードを切り替えて使うことができます。

有線接続では接続した端末に強制的につながり、バッテリーの充電が可能です。

2.4GHz無線では専用子機を使用し、Bluetoothでの接続と合わせて2台(有線を入れれば3台)を切り替えて使うことも可能です。

  • 接続の切り替えは「戻るボタン+ホイールクリック」長押し

  • Bluetoothペアリングモードは「左クリック+右クリック+ホイールクリック」長押し

接続切り替え機能も便利で、メインPCには2.4GHz無線、サブPCにはBluetoothで接続して必要な時に切り替えて使えます。

対応OSはWindows、mac、iPadなどで可能です。基本的にUSB無線やBluetoothが対応ならほとんどの機器に利用できるようです。

専用アプリについて

専用アプリ「HECATE CONNECT」は、G3M PROの製品サポートの「ドライバーとアプリ」からダウンロードできます。(https://hecategaming.com/ja-global/pages/g3mpro-product-support

ただし、このアプリを使うにはWindows環境が必要で、インストール時にWindows Difenderが作動しました。(不明な発行元で注意喚起)

HECATE  CONNECTを使うと、細かいDPI調整や各ボタンの動作変更などが可能です。

気になった点

  • 左右クリック以外は静音ではない

  • ロゴマークが若干ダサい

ほどんどの静音マウスがそうですが、左右クリックボタン以外は普通にカチカチ鳴るタイプのスイッチが使われています。

戻る・進むボタンは静音ではないクリック感の良いスイッチが使われている

また、デザイン的な話で個人的に感じたのが、「H」のロゴマークが主張が強めで若干ダサいかな…というくらいです。

ちょっと主張が強めなロゴマーク

そのほかではほとんど気になることはなくて、価格も10,000円以下で買えてコストパフォーマンスも良いなと感じました。

結論「ゲーミング+静音」という珍しくて扱いやすいマウス

HECATE G3M PROはしっかりとゲーミングスペックを持ちつつも静音仕様にスイッチできる珍しいマウスです。

軽量で形も癖が無く、センサー性能も高くて大人しいデザイン。

ゲーム用にも作業用にもオールラウンドに使えるマウスとして結構おすすめな製品でした。

さらに詳細なレビューを私のメインサイトで書いています。

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