【29歳、夏休みの自由研究】自作PCを組んでみた
全くパソコンの知識がなかった私が、
自作PCに挑戦した2020年夏。
まずは「なぜパソコンの知識がない私が、自作PCをつくったのか」
その理由から説明しましょう。
自作PCをつくる決意をしたきっかけ
以前から、ハイスペックなパソコンを欲しいと思っていました。
それは遡ること3年くらい前からですね。
主な理由は動画編集。
動画編集できるスペックのパソコンが欲しかったんです。
一番最初に動画編集をしたきっかけは大学時代に遊びで始めたんです。
旅行の記録として残したかったという理由です。
次に動画編集をするきっかけがあったのが、結婚式でムービーを流すことになった時です。
この2つはAviutlというフリーソフトを使って編集しましたが、
いかんせんパソコンのスペックがしょぼすぎて、
エンコードに6時間とかかかってました。
ちなみに、動画は10分程度です。笑
編集をした動画も、まともに再生できないんです。笑
途中で再生が止まって、また再生したと思ったら止まる。みたいな。
というわけで、めちゃめちゃストレスフルな環境で動画編集してました。
そして、今から3年前、
僕は自営業でものづくりの仕事をやっていくぞ!
って決心した時に、
「ものづくり作家も動画配信する時代がくるな」
と考え、動画編集に必要な機材を少しずつ調べながら、
たまに購入していくようになりました。
ということで、さすがにもっといい環境で編集しないと、
効率が悪すぎると思ってはいたんですが、
いかんせん、動画編集できるスペックのパソコンってBTOでも結構高いんですよね。
「動画編集デスクトップ」みたいな紹介されているパソコンは、
安くても20万くらい。
なかなか手が出せません。
そして、気づけば2年が経ち
パソコンどころか、撮影機材すらまともにそろわないまま、
というか、ものづくりに必要な道具すらまともにそろわないまま
無謀にも自営業を始めたのでした。
そんな僕に転機が訪れたのは2020年4月。
コロナショック真っ只中。
Youtuberのドリキンさんがアップしたこの動画を見て衝撃を受けました。
このあと、実際にPCを組み立てるライブ配信をリアルタイムで見ました。
そして確信しました。
自分も自作PCするしかないじゃん
ちなみに、この配信があるまでは、自作PCする人の潮流としては、
「いかに高い金額を積んでハイスペックパソコンを組むか」という方が
メインストリームだったような気がします。
ぬるぬるに動くゲームでいかに遅延を無くすかとか
そういう世界で生きている人たちです。
しかし、
明らかにこの配信以降、
Youtubeに上がってくる動画のテイストが、
いかにコスパ良くつくるか
みたいな動画が増えてきました。
ちょうど10万円給付金があったタイミングというのもあったかもしれません。
そして、テレワークに移行するタイミングというのもあったかもしれません。
10万円給付金で組む自作PC
みたいな動画が増えてきました。
そして、おそらくドリキンさんの影響によって、
ドリキンさんが選んだパーツの値段がこの4ヶ月で高騰していきました。
特にCPU。
動画配信直後に比べて、7月の段階で7000円くらい値上がりしてました。
もうさすがにこれ以上値上がりしたらたままったものではないと感じました。
というか既に時期が悪いフェーズに突入している可能性がありました。
ということで、
僕がつくりたい動画と、求められるパソコンのスペックを洗い出し、
それに必要なパーツを調べて行ったのでした。
僕が撮りたい動画
僕が撮りたい動画というのは、
自分の商品のプロモーションではありません。
もちろん、回り回って自分の商品が売れたらいいなとは思いますが。
僕が撮りたい動画はずばり、Vlogです。
正直、毎日更新というのはかなり厳しいので、
多くて2週間に1回とか。
最低1ヶ月に1本くらいのペースで最初のうちは更新するのを目標にしたいと思います。
Monthly vlogくらいの単位か、もしくは、制作物ができあがるまでみたいな単位で。
vlogの主なパートは制作風景で、サブパートは日常、たまに知り合いの作家さんを紹介したり、テック系のガジェットとか木工ガジェット紹介したりみたいな。
そんなイメージをしています。
そして、もう少し具体的な動画のマニアックなこだわりとして
10bit以上、4K、RAWで撮影したい。笑
もう、この時点で結構おかしいんですよね。
意味わかんないハイスペックな撮影機材が求められます。
正直、これいける最安機材はBMPCC4Kとかでしょうか。
でも、僕は毎日Instagramに写真載っけたり、
商品の写真を撮るので、
動画だけでなく、スチル機としても使えるカメラが欲しいんですよねー。
(※ちなみに、2020年8月現在、BMPCC4Kは諦めて、
中古の違うカメラを購入しました。その話はまた別の記事で。)
そして、クッソおもい動画データの処理をこなしてくれるスペックのパソコンが必要なんです。
ということで、きっと快適とまでは言わないけど、
そこそこ処理してくれるだろうスペック
を調べて、僕が選んだパーツを紹介しようと思います。
【29歳、夏の自由研究】研究発表「4Kの動画を処理できるスペックのパソコンをつくる」
では、僕が購入したパーツ一覧です
CPU:AMD Ryzen 5 3600 BOX
グラフィックボード: Palit NE6207SS19P2-1040J (GeForce RTX2070 SUPER JS 8GB)
マザーボード:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING (B450 AM4 MicroATX)
SSD: Western Digital WD BLUE 3D NAND SN550 NVMe WDS500G2B0C (M.2 2280 500GB)
HDD: Seagate BarraCuda 3.5 4TB
メモリ:ADATA PC4-25600 DDR4-3200MHz 288Pin 8GB×2枚
電源:玄人志向 電源 KRPWーBKシリーズ 650PLUS Bronze 650W ATX電源
ケース:Thermaltake Versa H18 ミニタワー型PCケース
合計金額は12万円台。
結局、結構高い金額にはなってしまいました・・・
ちなみに、高額になってしまった理由は、
グラフィックボードが原因です。
こいつが5万円以上します。
でも、動画編集ではこいつが結構重要なので、
外せなかったです。
ちなみに、OSはwindows 10 home
動画編集ソフトはDaVinci Resolve 16 (有料版)の予定です。
正直、僕はパソコンやテック系の知識にそれほど精通しているわけではありません。
日々、ドリキンさんの連続散財小説やbackspace.fmを聞いて勉強し始めたばかりです。
正直、このパーツを調べるのに一番時間かかりました。
めちゃめちゃ大変でした。
僕、もともとこういう知識には疎いタイプだったので、
規格とかさっぱりわからなかったんです。
例えば、SSD買おうと思ったら、SATAしか知らなかったんですが、
「M.2という規格があるらしい」みたいなことになります。
「何それ?」状態から調べていくので、めっちゃ時間かかるわけです。
なにはともあれ、なんとか調べ終わってパーツを全て購入し、
いざ組み立てに入りました。
組み立ては死ぬほど楽
この組み立て作業をしたわけですが、
正直、簡単すぎて拍子抜けしてしまいました。
今時、わからないことはgoogleとyoutubeに聞けば、
解説動画付きで丁寧に教えてくれる時代です。
この時代に生まれてよかった。
簡単すぎて、あまりに短時間で終わってしまったため、
組み立てている途中の写真とか撮り忘れてしまいました。
ということで、できあがったPCがこちら。
もう、ゲーマー感がLEDで溢れ出ちゃってますね。
「jetstream 風」 のパワーワード感がすごい笑
ちなみに、ゲームはしません。笑
実は密かな野望がありまして
コテコテのLEDチカチカのゲーミングPCみたいなのとは対極にあるような、
北欧家具みたいなインテリアとして優れたデスクトップPCつくりたい
というアイデアはあるんですが、
まだ形になっておりません。
もし気になる人いたらコメントとかメッセージください。
自作PCのハードルはかなり低くなっている
もはや自作PCはオタクの人たちの文化ではなく、
僕みたいに、パソコンの知識に疎い一般の人でも簡単にできちゃう時代なんですね。
最高です。
あと、自作PCもカメラと同じで沼要素が結構あると理解できました。
今回の記事ではPCを組み立てるところまでとします。
今後、このパソコンを改造したり、
もしかしたら家具化する可能性も0ではないので、
その時はまた記事を書こうと思います。
あと、「肝心の動画編集はどやねん」ということで、
動画編集をやってみて、このパソコンはどの程度使えるのか
みたいなところも、追々記事にしたいと思います。
そして、どえらい安い中古カメラで10bit RAWで動画を撮影できそうなので、
ただ、残念なのが、4KでRAWは難しそうだということ。
3Kが限界っぽいです。
そちらも追々記事にしたいと思います。
ちなみに本業のほうですが、
毎日Instagram、Twitterで、制作風景を投稿しています。
家具を作っているときもあれば、財布とかを作っているときもあります。
金継ぎや象嵌やっているときはかなり少なめです。
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