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鏡餅から雪だるまに変身。クリスマスからお正月、冬の間ずっと飾れる木製インテリア。

木の雑貨や革の小物などを作っています。PLYLIST(プライリスト)の小尾口(こおぐち)です。

2022年の12月にオンラインストアにて木製の鏡餅の予約販売をしました。
ありがたいことにすぐに完売となってしまいました。
また来年も期間限定で予約販売を行おうと思っています。
この記事ではうちの木製の鏡餅の紹介をしようと思います。

実家のご近所さんからオーダーを受けたのがことの始まり。

秋頃に木の鏡餅を作って欲しいという依頼を受けました。
スーパーで毎年買うのもいいけど、どうもあのちゃっちいプラスチックの容器に袋入りのお餅が一つか二つ入っているようなやつは風情がないということでした。
木製だったらまた来年も飾れるし。
というような内容でした。

ということで11月中旬に制作しました。

オーダーいただいた鏡餅の完成品

この鏡餅をSNSで発信したところ「私も欲しい」というコメントをちらほらいただきました。
本当に嬉しかったです。
僕も「うちの鏡餅が一番かわいいんじゃね?!」と若干親バカのようなテンションでした。

しかし、木製の鏡餅はいろんな木工屋さんが販売している商材です。
趣味や副業で木工をやっているような人もオンラインで販売していたりします。
競合他社だけでなくアマチュア木工作家まで参入しているような感じ。

今回はオーダーをいただいたから作ったけど、オンラインで在庫販売するのはちょっとリスクだよなー・・・と。
まだレッドオーシャンじゃないけど、この状況に今から入っていくのは正直ちょっとためらいがありました。

鏡餅を作るのをためらう理由は、競合との差別化が難しそうだったから。

そんなふうに悩んでいたところ、僕の友人から「雪だるまにフォームチェンジして欲しい」とコメントがありました。

「それ最高では!!!友人ありがとう!!!そのアイデアでいかせていただきます!!!」
となりました。

実は鏡餅の完成品を最初にうちの奥さんに見せたら「雪だるまみたい笑」と言われていました。
確かに言われてみればフォルムは雪だるまに近いなーと思いましたが、
だったら着せ替えできるようにしてしまえばいいではないか!という発想には至りませんでした。

木の鏡餅はとても可愛くていいんですけど、いかんせん飾る期間がかなり短いのでもったいない気がしていたんですよね。 
クリスマス終わってから鏡開きの1月11日までって、1ヶ月も飾れないじゃないですか。
木の鏡餅は来年もそのまた来年も、とずっと使えるものではありますが、
そのためだけに1万円超えるようなものを買うのもな~と消費者目線ではためらう気持ちが僕の中でありました。

しかし、雪だるまに着せ替えできれば、クリスマスにも飾れるし、お正月終わったあとも冬の間中ずっと飾れるじゃないですか。
これは絶対にいいと思いました。
そしてちゃんと競合との差別化もできる。

アイデアは悪くない。しかし、今から作って間に合うか。

しかし、今年のクリスマスに間に合わせるには制作期間がかなり限られていて正直キツそうでした。

ということで、手持ちの材料と制作できる日数を計算してマックスで9個くらいだなと思いました。
せっかく作るなら、我が家の分、実家の分、来年販売するときの見本用として3つはとっておいて、
販売できるのは6つにしようと思いました。

といっても、さすがに6個全て売れるわけでもないだろうし、
予約販売にして、予約入った個数+3個くらい作ればいいかなーと考えました。
そうすればそこまでぎりぎりまで詰めこんで作業しなくて済みそうだなーなんて。

前回作ったものをまた作るだけ。
雪だるまに着せ替えできるように追加のパーツをいくつか制作すればいいやと。
バケツくらいならすぐにできるだろーと思っていました。

しかし、そんな予想はあっけなくはずれ、
予約開始してから1週間も経たずに6個全て予約が入りました。
正直言うととても嬉しい反面、若干焦りもありました。
鏡餅の制作で他の予定が間違いなく圧迫されるからです。 
でもノリと勢いだけで予約販売してしまった自分の責任なので、頑張るしかない。

これぞ家内制手工業の鏡餅づくり

木製の鏡餅だけでなく、水引きやマフラー、そして化粧箱のラベルや内側の固定用のパーツまで、全て自分たちで作ってます。
そんな家内制手工業感満載の作業風景はこんな感じです。

鏡餅の土台を研磨
鏡餅本体
みかんとバケツ
水引きも自分たちで
マフラーを編んで長さの確認

なんとかクリスマスまでに間に合いました

完成した鏡餅が勢ぞろい
化粧箱に入ってバケツとマフラーも付属
雪だるまに変身

鏡餅は動画のような感じで、簡単に着せ替えできます。
クリスマスやお正月だけでなく、冬の間ずっと飾っておけれます。
シーズンが終わったら化粧箱にしまってまた来年も飾ることができます。

届いて箱を開けると、ひのきのいい香りがするのでとっても癒やされます。
(しばらく飾っているうちに香りはだんだんと薄らいでいきます。)

ご希望の方にはオプションでギフトラッピングも可能です。(有料)

ギフトラッピング例。
リボンの色は僕か奥さんのその時の気分で。

なんとかクリスマスには間に合い、発送することができました。
予約開始したのが11月29日。
予約がいっぱいになったのが12月2日。
発送したのが12月16日。
そこそこ忙しかったですが販売してよかったです!

雪だるまと鏡餅

2022年はおかげでさまで販売を終了しましたが、また来年も販売したいと思います。
来年はもう少し数に余裕を持たせたいと思います。

もし2023年に購入を希望される方は、
ぜひSNSをフォローしていただけると嬉しいです。
鏡餅の予約販売情報だけでなく、今何を制作制作しているのか、イベント出展の告知などしてます。


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PLYLIST 小尾口達貴
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