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あまはらしに住んでいます。|⑤車がなくても生活できる?
2022年9月に移住して、2023年4月まで車が納車されず、約半年だけですが車なしで生活していました。
どんな感じだったかお伝えできたらと思ってます。
◆大前提として……
車が納車されるまでの間、利用したのは汽車と、バスと、相棒の自転車。
バス停まで徒歩5分
JR氷見線 雨晴駅まで徒歩15分
この立地だったからこそ可能だった。ということを大前提にお話をしていきます。
◆自転車最高!
車がない間、私の移動は自転車がメインでした。
細い道もスイスイ行ける、駐車場に困らない、運動不足解消!と良いことづくめ。
また、[富山湾岸サイクリングコース]があり、景色もよく、天気の良い日はどこまでも走りたくなります。
買い物は大きめのリュック。ネギもゴボウも背中にさして走っちゃいます。
ただし、重いもの(お米、油、水物)や卵はちょっと大変。そして買いすぎに注意ですね。
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◆自転車の弱点は雪
そんなこと知ってると、言われそうですが、当然、雪が降ったら自転車は乗れません。
滑ります。危険です。乗ったらダメです。
積もっていなくても、雪が降るような時期は気温が低く、路面はもちろんマンホールなどツルッツルなことが多いです。
場所にもよりますが、富山の平野部は冬の間ずっと降り積もる雪国ではなく、積っては溶けて、積もっては溶けて、を繰り返すことが多い印象。
車道は除雪車が除雪してくださるので、比較的に通りやすいのですが、車道の端までは届かないので残ります。
また歩道は、ほとんど除雪されていない事が多いです。
また、雪が積もって数週間、もし大きく雪が積もらなかったとしても、除雪されず踏み固められた歩道はいつまでも雪が残るのです。
ここが雨と違うところで、晴れたからといって自転車に乗れる理由にはならないのです。
雪が降り始めたら、自転車での移動は諦めましょう。
熱く語りましたが、実際痛い目を見た[おおだらず(愚か者)]がここにおりますので、移住される方々が、同じ轍を踏まれませんようにと願いを込めて。
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◆時刻表さえ押さえておけば、バスは便利
雨晴(あまはらし)のある太田地区を走る路線バスは病院(氷見市民病院 ふしき病院 高岡市民病院 済生会高岡病院)をつないで走ります。
もちろん病院だけではなく、市役所 高岡駅 新高岡駅はもちろん、イオンモール高岡にも行けてしまう。車がない私には夢の乗り物でした。
ただ、雨晴(あまはらし)に帰る終バスは、ちょっと早いんですよね。18時台のバスに乗らないと、家に帰れなくなってしまう。
また、JR氷見線と運行パターンがよく似ていて、1時間に1本、ただし[お昼の時間帯は走らない時間帯]があるのも注意が必要。
とはいえ、いずれにせよ時刻表さえちゃんと押さえておけば問題がないレベルです。
ちなみに都心部だと、雪が降るとバスが来ない、なんて話よくありますが、ほぼ定刻通りに来てくれて感動しました。さすが富山のバスです!
◆雪の日でも走ってくれる氷見線は偉大!
氷見線は車に乗れない学生さんの大事な足です。
なので、朝と夕方は学生さんで一杯になります。(観光で来られる場合も通学時間を避けて乗ると、座れる可能性高いです。)
氷見線はほぼ1時間に1本。ほぼ、というのが大事で学生さんが乗らない14−15時台は注意が必要。
それさえ押さえれば、雨晴駅から高岡駅まで約20分ちょっと。
自転車Loveだった私が、氷見線に乗るのは雨の時、そして雪の時でした。
名古屋だと、雪が降れば遅延・運休なんて当たり前だったので、雪の中をそれも沿岸部なのに当然のように走ってくれる、氷見線は本当にありがたい存在です。
(※大雪だと流石に止まります)
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◆公共交通機関があればなんとかなる。
たまたま住めた場所が、JR沿線で駅も遠くなく、バス停が近いという好条件だったからだと思うのですが、半年強、車なしでもなんとかなりました。
ただ、車が来た今、車がない生活は考えられません。
高岡市内に限らず、富山県内楽しいところがいっぱいあるんですが、残念な事に、公共交通機関だけでは限界があるんです。
公共交通機関があれば、
車がなくても生きてはいけるけど、車があるともっと楽しい富山!
という、ズルい結論で今回は締めたいと思います。
繰り返しになりますが、あくまで私の場合です。
同じ高岡市太田地区でも、車がないと大変な場所はたくさんあります。
移住を望む方は住みたいところを[季節を変えて]に実際に歩いてみる、可能なら地域の方にいろいろ聞いてみるといった、現地調査が一番良いんじゃないかなと思います。