【バックギャモン】コックトダイスの扱い
JBSの掲示板に以下のスレッドが立ちました。
コックトダイスの際にクロックをリセットするということについての話題です。また、ダイスがチェッカーの上に乗った際にもコックト扱いとしていますが、出目として認めるという向きもあるようです。今回はこの「コックトダイス」の扱いについて私の考えを述べていくことにします。
JBSルール
JBSルールでは以下の通り規定されています。
公式トーナメントルール4.1.4項。
おや?コックトダイスに関する規定がない?
はい、コックトダイスに関する明確な規定(どういう場合をコックトとするか)はありません。ただし「2個のダイスともコックトせずに安定して自分のホームボード(右側)に着地しなければならず」と書いてあるので、これが条件ということで問題はないのだと思います。
・安定している=傾いていない
・着地している=ボードの面の上にある(チェッカーに乗っていない)
続いてクロックに関する規定です。JBSルール4.3.2項。
コックトダイスにより時計を止めてはいけない、ということになります(書いていないということはそういうことです)。
JBSルールを踏まえた見解
これらJBS公式ルールを見る限り、私の見解は以下の通りです。
・コックトダイスの際にクロックを止める(ディレイをリセットする)ことはできないし、してはいけない。
・したがってコックトでクロックを止めるのはあくまでも「相手の好意」で行われることである。
ちなみに私は「相手のクロック落ちの可能性がある場合」か「相手がやってくれた場合」だけはやることにしています。その程度のことでいいかと思います。
互いの合意があれば認められると思われること
今回はコックトダイスについて触れましたが、実は以下の2つはJBSルールにはないものの両者の合意があれば認められると考えています(公式な大会ではどうでしょう?難しいかなぁ?)
・コックトした際にクロックを止めること
・チェッカーの上にダイスが乗っても安定していれば出目として認めること
後者は「OK」としている海外の大会もあるので問題ないかな。前者はどうでしょう。慣れていないことだし、やらないほうがいいかもですね。
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