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手入力での検索はもう古い?音声検索へのWebサイト対策とは?

こんにちは。ウェブディレクターの伊藤です。
皆さんはインターネットで何かを検索する際、検索窓に文字を打ち込むキーボード検索を利用しますか?それとも音声検索を利用しますか?
実際、スマートフォンやスマートスピーカーの音声認識の精度が上がるにつれ、音声検索の利用頻度が高まっているのではないでしょうか。
では、こうした「検索方法」の変化に対し、Webサイトは今まで通りで良いのでしょうか?


音声検索はどんな仕組みになっている?

では、普段気軽に利用している音声検索はどのような仕組みになっているのでしょうか。

  1. 音声入力を認識してデータ化、テキストに変換

  2. 検索エンジンがそのテキストを解析し検索クエリに変換

  3. Webサイトのメタデータや見出し、本文などのテキスト情報を活用して、適切なページを検索エンジンが回答

このように、音声検索は入力が音声であるだけで、検索処理自体は通常のテキスト検索と同じなのです。

音声検索とキーボード検索の違いは?

仕組み上はいずれもテキストでの検索なので、検索エンジンの処理自体に違いはない、とお話ししましたが、この2つには明確な違いがあります。それは、入力される言葉です。

キーボードで文字を入力して検索する場合、

「新宿駅 ラーメン 豚骨」
「舞浜 ホテル 格安」

のように、単語ベースで検索をすることが多いのに対し、
音声検索の場合は

「新宿駅の近くでおいしい豚骨ラーメンは?」
「舞浜エリアの安いホテルは?」

のように、質問形式・会話形式で検索をしているのではないでしょうか。
ここが、2つの検索の決定的な違いです。

音声検索への対策とは?

現在の検索エンジンはどれも、概ねテキスト情報をもとに処理を行っています。キーボードなどでの手入力による検索が主流だったこれまでは、上記のような「新宿駅 ラーメン 豚骨」「舞浜 ホテル 格安」といった、単語レベルでの対策を行ってきました。
では、音声検索に対応するためには、どのような対応が有効なのでしょうか?

1)会話・質問形式を意識したコンテンツ制作
ユーザーは音声検索で、具体的な質問をすることが多いため、短いキーワードよりも「会話的なフレーズ」に対応する必要があります。
前章で挙げた、「新宿駅の近くでおいしい豚骨ラーメンは?」「舞浜エリアの安いホテルは?」のように、会話・質問形式の文章を採り入れたり、FAQコンテンツを作成することで、話し言葉での検索に対応しているかを意識しましょう。

2)ローカル検索対策を行う
音声検索では、「近くのレストラン」など、現在地に近い店舗やサービスを検索することも多いと思います。Googleマイビジネスに登録するなど、ローカル検索対策を行い、こうした検索にも対応できるようにしておきましょう。

3)構造化データの活用
構造化データの活用、特にスキーママークアップを利用することで、検索エンジンの理解力を向上させ、検索結果の「リッチスニペット」や「ナレッジグラフ」などの形で表示される可能性が高まります。

まとめ

音声検索は一時的なトレンドではなくユーザー行動の変化であり、今後も利用者が増加していくことが考えられます。音声検索の仕組みを理解し、適切な対策を講じることで、検索結果の上位に表示される可能性が高まります。もし、対策できていない、できているか不安という方は、お気軽に当社までご相談ください。

プラスジャムでは、Webサイトの制作を企画立案からデザイン、実装までワンストップで対応可能です。音声検索のみならず、さまざまな変化に対応したサイト制作をお手伝いいたします。Webサイトを新たに作成したい、見直したいという事業者様は、お気軽に当社までご相談ください。

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[今回の記事担当] ディレクター 伊藤
2024年入社。総合広告代理店出身のWEBディレクターです。
WEB以外のお話も投稿できたらと思ってます。