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2024.09.18〈損得の呪縛をワク・ドキに変えたい!マジモバ誕生〉

こんにちは。

プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディです。

経営に近い皆さまに
お役に立てばという視点で、

今、このタイミングでお伝えしたい
FACTBOOKのトピックをお届けしています。

>> ファクトブックについて
再確認したい方は、ぜひこちらもご覧ください。



さて、先週の9/12(木)に、

ドン・キホーテ、アピタ・ピアゴなどを事業展開されている
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
(以下、PPIH)さまが

新たな通信サービス「マジモバ」の
提供開始について記者発表されました。

同時に、格安スマホ事業者である
エックスモバイル株式会社との提携も発表。

大手企業であるPPIHさまが
ベンチャーの格安スマホ通信事業者との
協業の道を選んだ理由とは?

今日はその背景について
見ていきましょう!




エックスモバイル社と+d&cとのご縁


エックスモバイル株式会社さまは、
2013年に日本で初めて設立された
独立系の格安携帯通信事業者です。


NTT docomoのネットワークを間借りし、
高い通信品質を安価に提供する
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業者として
全国約200以上の店舗をFC展開。
地域に根ざした対面販売が支持されています。

また昨今では、
インフルエンサーのコンテンツや
企業のサービスに特化したプランと特典を実装した、「コラボブランド」のサービスを展開。
今回の「マジモバ」もコラボモバイルサービスの最新事例です。


弊社+d&cは
エックスモバイル株式会社さまの
創業期からコンセプト・デザイン経営で
支援させていただいており、

この度の発表に至るまでの約1年半も、
PPIHさまへのコラボ提案、事業コンセプト策定、コンテンツ企画などについて
伴走させていただきました。


なぜ今、モバイル事業?
なぜ協業なのか?


株式会社PPIHさまは
売上げ2兆円を誇る、国内屈指の巨大企業。

その巨大企業が、モバイル事業への参入にあたり、
なぜ、エックスモバイル社との
協業の道を選んだのか、が注目されています。


※ちょうどこちらに、記者発表の模様がアップされておりました。
〈引用:旅人ITライターさとる さんのyoutubeチャンネルより〉


以下、記者発表時のPPIHさまのプレゼンと
質疑応答の要約ですが

物価高騰により圧迫され続ける家計において、通信費の割合は14%に及び、
顧客最優先主義を掲げるPPIHとしてできることをと考え、今回のサービスが企画された。

PPIHとしての当サービスの位置づけは、あくまでもお客様との接点のひとつであり、モバイルの契約はエックスモバイルと交わされる。

巨額の設備投資を必要とせず、安定した通信と自社ブランドにカスタマイズされたプランをパッケージ化できるMVNOの強みと、エックスモバイル社の企業姿勢や熱意、サービスの柔軟性を評価し、今回の協業が実現した。

もう一つ、これまでの経緯を補足させていただきますと

菅政権時代に、
政府から4割の値下げ要請を受けて発表された
ahamo、povo、LINEMOなどの大手の格安ブランドは、

ショップ展開の縮小もあり
リテラシーが問われるネット申し込みがメインで、

特に高齢者の方には乗り換えのハードルが高く、値下げ効果は限定的なもの※になりました。

※大手の格安ブランドは全契約数の33.9%
通信市場の動向について(令和5年4月 総務省発表)


こうした背景から、

今回の「マジモバ」では、
安価なプランとドン・キホーテやアピタなどでの店頭サポートを充実させることが
勝ちどころであると同時に、

乗り換えを促進し、家計の負担減に寄与する、
現在の社会にとって意義のある、
MVNOならではのサービスにできれば
と考えています。


通信費の支払いに
アミューズメント性を


さらに「マジモバ」は、ただ安いだけではなく、PPIHさまらしい、楽しめるサービスにできればということで「#今月のおごり」という、
月1回、指定の商品が無料でもらえる特典を用意しています。
※3GBの驚安プランには適用外です。

エックスモバイルさまがこれまで手がけてきた
コラボモバイルも、他の携帯会社と比べ、最安級ではあるものの、

メンタリストDaiGoのD-Lab SIM / WiFi
→通信料の一部が保護ネコ活動の寄付に回る 等

HORIE MOBILE
→堀江貴文氏の有料コンテンツが無料で利用可 等

幻冬舎MOBILE
  →出版相談 / 見城徹社長のコミュニティ参加権 等


通信費用に、社会貢献や学び、推し活、コミュニティパスなど、それぞれ独自の特典が含まれています。

上記の事例は、規模的にも
特定のファン向けの感がありましたが、

PPIHさまのような多くの顧客を抱える事業で
どのくらいシェアを伸ばせるのか。

初動ではX(旧ツイッター)のトレンド入りも果たしており、話題を振りまく、エッジの効いたスタートを切られましたが、

PPIHさまの新たな顧客接点として
今後さらに期待が高まりそうですね。


脱値下げ:MVNOの未来


これまでのMVNOのサービスは
通信品質は大手同様ながら
コストを極限にまで抑え、お客様に安価にサービスを提供することから
航空会社のLCCに例えられてきました。

しかし、大手キャリアの格安ブランド発表により、安さを売りにしていたMVNO事業者の多くは吸収合併されることに。

そんな中、
エックスモバイルさまはMVNOの未来を
安さだけではなく、サービス設計の柔軟性に見出し、

ユーザーにとっては
新たな「モバイルの選び方」を、

企業にとっては
「通信の自由化」を、

コラボモバイルを通して社会に提示されています。


意外性のある、斬新な取り組みと
家計の負担軽減を両立するプラットフォームとしてモバイルに光があたり、

損得に究極に縛られる世界から
「推し」など、新しい選び方が生まれることで
利用者も事業者も、HAPPYがきりひらかれていけば、すてきだなと思いました。


↓マジモバのサービスサイトはこちらから



今日のお話が皆さまの
お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

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