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2024.06.19〈「リカ活」って何?大人がハマるリカちゃんの魅力から見えるもの〉

こんにちは。

プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディです。

経営に近い皆さまに
お役に立てばという視点で、

今、このタイミングでお伝えしたい
FACTBOOKのトピックをお届けしています。

>> ファクトブックについて
再確認したい方は、ぜひこちらもご覧ください。


さて、

先週は「推し活」について
紹介しましたが、

推し活のトレンドとして
こんな記事も見つけました。


発売から57年を迎えた
タカラトミー製の着せ替え人形玩具
「リカちゃん」。

その「リカちゃん」を
大人が楽しむ「リカ活」が
近年注目されています。


そこで今回は、

企業の広告キャラクターなど
タレントとしても活動している
「リカちゃん」について

あらためてその特徴を確認しつつ、
多様な事例を紹介しながら
PR活用についても見ていきます。

それでは、行ってみましょう。





photo : 弊社代表上田の私物

「リカちゃん」とは?

「リカちゃん」は、
1967年に、タカラ(現在のタカラトミーさん)によって発売された着せ替え人形で、
フルネームは香山リカ。
累計出荷数は2017年時点で約6,000万体(wikipediaより)。


特徴としては

多彩なキャラクター設定:
リカちゃんだけでなく、彼女の家族や友達も人形として発売

豊富なアクセサリーとプレイセット:
リカちゃんの家やお店、学校など、特定のテーマに基づいたプレイセットも充実

長い歴史と進化:
時代の流行に合わせて、リカちゃんは何度もリニューアルされている

文化的影響:
リカちゃんは日本国内に限らず、海外でも販売されており、国際的な知名度がある

があげられます。


また、


「リカちゃん」は当初から
情操教育を目的として作られた側面もあり、

「リカちゃん」人形によるごっこ遊びは
実際に、知育効果や発達への好影響に寄与するという調査結果が報告されていました。


多様かつ創造力豊かな遊び方として
親から子へ、世代を越えて愛されている
日本のキャラクターです。

多様な「リカちゃん」活用事例

幅広い世代に認知され、見た目のかわいさと
着せ替えによるアレンジのわかりやすさから、
以前から多くの企業が、キャンペーンやコラボ商品、PRのアンバサダーとして「リカちゃん」をタレント起用しています。


枚挙にいとまがない程の事例の数々


「リカちゃん」と接点がないことを
逆手にとった自治体のPRも話題に


また、コロナ禍による
おうち時間の増加を背景に、

SNS上で
実際のライフスタイルより少し背伸びしたり、
画像を盛ったりする「映える投稿」から、

リカちゃんを通して「等身大の自己の投影」する流れが巻き起こった様です。

そして、近年は
大人が楽しむ「リカちゃん活動」
略して「#リカ活」が注目されています。


リカ活って何?

上記は「リカ活」のブログの一例で

「リカちゃん」は企業の広報や
イメージキャラクターとして
起用されたものではなく

大人が楽しむ着せ替え鑑賞や「推し活」、
SNS上のコミニュティ的な
様相を呈しています。

「リカちゃん」が愛される魅力、発信力、
認知度があってのことですが、
とても裾野が広がっていますね。

※ブームのきっかけは、人気youtuberの「現実を生きるリカちゃんねる」です。
よろしければこちらもご覧ください。


リカちゃんだからこそ
今の社会に伝えられること

続きまして、FACTBOOK的な
社会視点の事例をご紹介します。


こちらは、
2018年から、円形脱毛症の治療薬開発に取り組む製薬会社:日本イーライリリー株式会社さんのPRプロジェクトです。

円形脱毛症と聞くと、
ストレスを想起する人が多いと思いかもしれませんが、実は自己免疫疾患で、ストレスは要因のひとつに過ぎません。

さらに、症状以上に、
ストレスを抱えていると周囲に思われたり
自分の弱さを責めてしまうことで
苦しんでいる患者さんが多いとのこと。

日本イーライリリー株式会社さんでは

「病気のことは知って欲しいけど、病状は隠したい」
そんな患者さんのために、

幅広い世代に認知される
ファッションアイコン:リカちゃんに
ヘッドスカーフを着用させて

円形脱毛症に対する社会からの誤解を解き、
正しい知識を広めるためのプロジェクト
「見る目を、変えよう。」を展開しました。


特設サイトでは、
リカちゃんが行った医師や患者への
インタビューなども紹介されており、
この取り組みは多くの共感を呼んでいます。


終わりに

今回もここまでお読みくださり
ありがとうございます。

今、社会には、
たくさんの課題がありますが、
そもそも認知されていないものも
多いですね。

そこで、

誰もが知っているキャラクターが
困っている当事者や
関わっている人の想いに寄り添うことで

認知や解決につながる
新しいアプローチが生まれる。

そうした社会への働きかけに
PRやFACTBOOKを
もっともっと役立てていけたら
ステキだなと思いました。



今日のお話が、
あなたの明日に役立てば幸いです。


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