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2024.09.11〈人生100年時代は、豊かに働ける社会に〉

こんにちは。

プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディです。

経営に近い皆さまに
お役に立てばという視点で、

今、このタイミングでお伝えしたい
FACTBOOKのトピックをお届けしています。

>> ファクトブックについて
再確認したい方は、ぜひこちらもご覧ください。


ここ最近は、特に残暑が厳しいですが
来週、9/16(月)は敬老の日。

シニアにちなんだ
話題がたくさんPRされておりますが

ちなみに

私たちの地元愛知県では、
名古屋市の河村市長が
敬老の日に歌手デビューされるそうです。

常日頃から話題に事欠かない市長さんですが、

今回の件も、
より良い市政につながる
施策となるのか、注目です(^_^;)


さて、シニアといえば、

先週の投稿で人生100年時代の
美容と健康についての新規事業を紹介しましたが


今週はシニアの「人材活用」をテーマに
社会背景や話題のサービスを
FACTBOOK的視点からご紹介したいと思います。

それでは今週も行ってみましょう!

人手不足と人生100年時代


繰り返し、人手不足が叫ばれている
昨今の労働市場にあって、
定年後のシニアに向けた雇用や取り組みなども
増えています。

その実績や実情に
以下、3つ紹介させていただきます。

①企業採用

1つ目は、
不動産のポータルサイトを運営している
株式会社LIFULLさんにより、
今年4月から開始された

経験豊富で働きたいシニアを募集する「老卒採用」


あわせて公開された調査レポートによると

シニアの就労意欲を企業は活かし切れておらず、
65歳~74歳の就労希望者・約129万人が職を得られない場合の
経済損失額は、1兆円強

と試算されており、

「歳相応の働き方」や「年齢を理由に採用を見送る」など
老いに対する既成概念を取り除き、

あらゆる人が年齢に関係なく活躍できる
社会を目指しています。

株式会社LIFULLさんでは
営業職・法務職からの募集をスタートされましたが、

来年2025年には国民の約3人に1人が、
65歳以上の高齢者になる

内閣府「令和5年度高齢社会白書」より

と見込まれ、
経済・社会の両面から
大きな課題となっているので

固定観念を打ち破る「老卒」が定着し、
他の企業への拡がりも期待したいところです。


②短期就労・アルバイト

2つ目は、

株式会社おてつたびさんが運営されている
地方の観光施設への短期バイト(お手伝い)と自身の旅を
かけ合わせた人材マッチングサイト:「おてつたび」


夏休み期間の大学生など若い世代だけでなく
シニアの利用も増えているそうです。

特筆すべきは参加した動機で、
50歳以上の利用者のアンケートによると

日本各地、いろんな地域に行ってみたい
新しい経験がしたい
旅行や温泉が好き

など、

アルバイトとして生計を立てるというより
地域に一定期間留まって働くことで
新たな魅力を知れることが楽しい、といった
意見が多く聞かれました。


特に地方の観光業は
コロナ禍で人員整理をされたところも
多くありますので、

「好き」や「楽しい」をベースにした
モチベーションの高い短期就労者が
人手不足解消に寄与してくれる
仕組みになっているのは
素晴らしいですね。

③フリーランス

3つめは
ストリートアカデミー株式会社さんが運営している教えたい人と学びたい人とをつなぐプラットフォーム、ストアカです。


自身の経験やスキルをシェアする
講師の活動の場として、
特にシニアの間で広がりを見せており、

同社が9/2に公開した調査リリースによりますと

ストアカの60歳以上の講師の数は
5年前と比較して約5倍の4000名を突破

「自分のスキルで人や社会の役に立ちたい」が8割
スキルシェアを始めて「目標ができたことにより、生きがいを感じている」が9割

シニアの働くモチベーションとして
社会の役に立っている実感や目標を持つことが
大切な要素であることが明らかとなり、

人生100年時代のシニアならではの社会貢献を、収益を得ながら取り組める場として
利用者が増えているのも納得ですね。


働いて豊かになるのではなく、
豊かに働ける社会に


今回紹介しました、シニアの人材活用に関わる
3つのサービスについて
FACTBOOKの視点でみてみると

お金を稼ぐことや
人手不足を解消することそのものが目的ではなく、

働く人が、年齢に縛られず、
広く社会の役に立つことを考えて実践し
人生の時間を楽しむ機会を提供すること、が

利用者の満足度につながっていることが
あらためて確認できました。


シニア世代の人生を豊かにしてくれる
時間の過ごし方として、「働く」選択肢がある社会は
とても素晴らしいと思いますし、

家計ももちろん大切ですが、
「働くことで人生がより充実したものになる」ような
色んなサービスや仕組みが
もっともっと生まれてくれたら

長生きして働き続けるのも
悪くないのかもしれませんね(^_^;)

今回の事例は
大きなヒントになるのではないでしょうか。



今日のお話が皆さまの
お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

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