#103 リフォームを仕事にしたいと思う女性の方へのアドバイス
庭のハナミズキの葉が毎日散っていくので
掃除が忙しくなりました
でも、落ち葉の掃除は何だか情緒があるなぁ
そんな気がしませんか?(笑)
リフォームへの関わり方は一つではない
私はリフォームを仕事にする時に
とても現場を意識して
何とか現場から色々と学ぼうとしました
分からないことだらけだったし、職人さんにも
下に見られたり、指示に従ってくれないとか苦しかった
なにせ30年近くも前のことなので
女性が現場に関わるのはかなり厳しいものがありました。
でも、私はあまり気にもせずにいられた
性格的にもですし、現場は面白かったからです
今ではかなり、色々なことが分かって来てはいるものの
現場監督さんや職人さんには到底かなわないです
教えてもらいながら、自分で調べながら
同じ現場など一つもないので、毎回苦しみながら
それでも私は現場が面白いし、好きです
でも、最近思うのです
リフォームをやりたい女性って多いのに
現場のことはかなり大変そうって思うのかな?二の足を踏むのかな?って
現場から入るってどうなんだろう?
多くの女性は現場の収め方だけでなく、
お客様の喜ぶことがしたいと思っている
暮らしが好きで、興味もあって綺麗なことが大好きで
色々な視点を持っていて、お客様に寄り添うことも出来る
それは、女性の持つ特性だしメリットでもある
現場に出て、職人さんに囲まれて、
自信をなくしてしまうよりも、得意なことから少しづつ
リフォームに関わっていくことも選択肢の一つなのかな?と
思うようになりました
私もプランニングや提案は
とても楽しめる仕事だと思っている
キッチンや浴室などの設備商品の提案
クロスや床材の内装の提案
機能性をアップするとか、安全や安心を確保する等
提案するには沢山の知識が必要です
好きな事が例えばインテリアの提案だったとしても
その提案の為には色々な知識が必要になって来る
やればやるほど色々なことを勉強せざるおえない・・・
それでいいのではないでしょうか?
私の所にリフォームのことを教えてと言って
何人かの女性がやってきました
リフォームのことを教えてと言われたら、
やっぱり絶対に必要な基礎知識や女性にはちょっと興味の薄い現場調査等の話が多くなります
こんなの私のやりたい事じゃない!!
そんな声が聞こえてきそうでしたが、
やりたいことをやる為には辛抱強く基礎を学ぶしかないのは何においても同じです
もちろん、インテリアでお客様を幸せにしたいとか
或いは、高齢者の生活をリフォームで豊にしたいとか
色々な思いが合っていいし、ある方が良いと思います。
私自身は、リフォームの内容そのものよりも、それぞれのお客様の暮らしに興味があって
その方にあった暮らし、その方の幸せみたいなものに
添わせたリフォーム提案がしたいので
インテリアとかデザインとか高齢者生活など
何かに特化したこだわりはありません
予算の面でも無理のないのが一番良いと思いますし
これから先の長い年月の間、付き合っていく家という
空間、場所が心地よく、安全であることを願って
リフォームで提案したいと思っています
そもそも、女性としてはイマイチの私は
現場が楽しくて、ワイワイと職人さんと工事の相談をするのが性に合っていたというだけの話なのではないかと思います。
どんな方面からリフォームに関わるにしても
色々な知識や経験は絶対に必要!
我慢して努力すべし!
本当にやりたいなら黙って学べ、努力を怠るな!
と私は言いたいです(なんか偉そうかな?)
ちょっと、不得意だとかなんか違うとかって
言う前に越えなければならない壁があるんです
貴方の仕事の先には、お客様がいるわけで
少なくとも知識不足で迷惑を掛けるということが
無いように、分からないことは必至で調べて
分かる人に頭を下げて教えてもらいましょう
そんなことを繰り返しているうちに
やりたい事に近づいていけるのではないかと
思います
急がないで探していきましょう!
プライドがあっても背伸びはやめて基礎からです
自分に一番合った形、暮らしが好き、
家が好き、リフォームが好き、そこからスタートして
日々、少しづつ積み重ねていくうちに色々な形が
見えてくると思います
現場で打合せしなくても
リフォームに関わるやり方ってあると思います
でも、興味が湧いてきて現場に行きたくなってしまう
多分そうなります(笑)
日々、粛々と精進ですね
ちょっと明るいものが見えてくるまでどうか辞めないで!
それと最初から全部やろうなんて思わないで
色々助けてもらいましょうね
リフォームの楽しさ感じるなら
きっと貴女にも出来ると思う
ストレスで苦しくなるなら、無理しなくてもいいと思う
向き不向きはどんな仕事にもありますからね
私も今思うと結構めちゃくちゃでした
今もかなりヤバい時あるしなぁ・・・・
リフォームは女性が力を発揮できる業界ですよ
責任の重さはかなりあるけれど
それって他の仕事でも本気でやれば同じことですよね
私は、そろそろいいお年ですので
若い方にどんどん頑張って欲しいと思っています
いやいや、まだまだ負けません(笑)