【勝手に広報チャンネル★note株式会社】byプラスカラー
勝手に広報チャンネルとは
株式会社プラスカラーが企画するyoutubeの動画コンテンツです。
元広報・現役経営者である2人(代表佐久間・取締役斉藤)が最近気になる会社を約30分でリサーチし、約10分で勝手に広報するというチャンネルです。立ち上げの経緯や企画趣旨の詳細はこちらの記事をご覧ください。
紹介動画
note株式会社さんの紹介動画はこちらをご覧ください。
リサーチ企業概要
・社名:note株式会社
・設立:2011年12月8日
・代表者:加藤貞顕
・社員数:90名
・所在地:東京都港区北青山3-1-2 青山セント・シオンビル 4階
・事業内容:デジタルコンテンツの企画、制作、配信
・代表的なサービス:note(https://note.com/)
・株式上場:未上場
リサーチ背景(気になった理由)
・最近facebookのタイムラインで発信・シェアする人急増してる!?
・発信する場合のツールはブログからnoteに!(…という気がする)
・noteって無料ツールだよね…?どうやってマネタイズしてる?
調べてみてわかったこと
【経営者・創業者について】
・代表者の加藤貞顕さんはアスキー出身の編集者
・2017年には深津貴之さんがCXOに就任
【ミッション・ビジョン・バリュー】
ミッション:だれもが創作をはじめ続けられるようにする
ビジョン:noteがあることで、人々は本当に伝えたいことに専念できるようになる
バリュー:クリエイター視点で考えよう / Creator First
多様性を後押ししよう / Promote Diversity
クリエイティブでいこう / Be Creative
つねにリーダーシップを / Leadership
すばやく試そう / Try First
おおきな視点で考えよう / Think Big
【組織体制】
取締役CTO
今 雄一
1985年北海道生まれ。千葉大学大学院工学研究科修了。ディー・エヌ・エーにてソーシャルゲームのサーバーサイド開発業務と運用を経験した後、2013年9月にnote入社。2016年1月にCTO就任。noteの立ち上げから関わり、現在もインフラからフロントエンドまで幅広く対応。
取締役CFO
鹿島 幸裕
983年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業、スタンフォード大学MBA。外務省、外資系戦略コンサルティング会社を経て、株式会社カカクコムの食べログ本部において新規事業の責任者や全社の経営企画部長を経験。その後全国で100以上の店舗を展開する美容室チェーンのCFO兼CAOを経て、2018年9月にnote入社。2018年12月にCFO就任。戦略・財務を中心にコーポレート系全般を統括。
CXO
深津 貴之 ふかつ たかゆき
インタラクション・デザイナー。株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art&Mobile、クリエイティブユニットTHE GUILDを設立。noteのCXOなどを務める。執筆、講演などでも精力的に活動
【市場・マーケット】
出版、テレビ、新聞、など既存メディアのエコシステムは広告が主体。
出版:取次→取次/書店
テレビ:電波→広告代理店
新聞:販売店→販売店
インターネットも同様に、良い作品を生み出し、広く認知し、収益化する過程においてはGoogle/SNSを経た広告モデルが主流。
一方で、noteは作品を生み出し、広く認知し、収益化するシステムを全てnoteで完結することができることが特徴。
【会社・サービスの特徴】
・2020年4月に「ピースオブケイク」から「note」に社名変更
・会社のホームページもnoteで運用
・2020年3月に月間アクティブユーザーが4400万人を超えた
・社員の男女比は男性51名、女性26名
・職種割合はエンジニアの比率が一番高い
【ビジネスモデル】
・4種類のマネタイズ機能が存在
単発課金:note記事やマガジンを買い切りで販売する形式
定期購読:購入月にマガジンへ追加されたnoteを全て読めるように販売する形式
サークル:誰でも月額課金のコミュニティ運営をスタートできる仕組み
サポート:読者の感じた価値に応じて、対価が得られる仕組み ※無料公開noteも対象
・notePROの提供(月額5万円)
【代表的な競合】
オウンドメディア/ブログ/HP作成プラットフォーム
【競合優位性】
誰でも簡単に発信を続けることができるUI/UX設計
【採用関連】
主に自社サービスを利用
採用職種:エンジニア、デザイナー、BizDev、note pro事業、noteディレクター、コーポレート、Organization Success
【出資・株主】
<主要出資事業会社>
電通デジタル、TBSイノベーション・パートナーズ、イード、日本経済新聞社、マイナビ、UUUM、テレビ東京ホールディングス
・テレビ東京HD 2019年8月1日資本業務提携を締結、テレビ東京HDを引受先とした第三者割当増資を実施。(出資比率3%)
・株式会社UUUM 2019年7月12日 UUUMを引受先とした第三者割当増資を実施。UUUMの出資金額は非開示。
【勝手に広報ポイント①】クリエイティブな人材の掛け合わせた組織体制
代表の加藤貞顕氏はアスキー、ダイヤモンド社に編集者として数々のベストセラーを手掛けた経歴を持つ。2011年にピースオブケイク(現:note株式会社)を設立し、現在に至る。
2017年にはCXOに深津 貴之氏が就任。
同氏は株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。
2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art&Mobile、クリエイティブユニットTHE GUILDを設立しFlashのウェブデザイナーから、大ヒットiPhoneアプリの開発者を経て、UXデザイナーとして、さまざまな有名企業のウェブサービス・アプリを改善してきた経歴を持つ。
同社はこのように、ミリオンセラーを生み出してきた加藤氏を始め、日本トップのUI/UXデザイナーや大手ITトップカンパニーの技術者など、クリエイティブな人材を掛け合わせた組織体制を築いていた強みがある
【勝手に広報ポイント②】出版社と連携したコンテンツ配信サイトcakes
2019年9月にcakesをリリース。
cakesは多数のクリエイターや出版社と提携しているコンテンツ配信サイト。読者とクリエイターをより身近に結びつけることで、コンテンツとの新しい出会いの場を提供していることが特徴である。
cakesには無料で楽しめる記事がある一方で、有料会員(週150円、月額500円)登録後は全記事の閲覧が可能になる。
多彩なクリエイターや出版社と連携しているコンテンツ配信サイト・cakes(ケイクス)は、cakes発のベストセラーを多数輩出。配信コンテンツは2万本以上にを更新している。
【勝手に広報ポイント②】noteの成長はクリエイターから広がる輪が循環する仕組み
2020年5月には会員登録者数が260万人、利用法人は1,600社、アクティブユーザー数(MAU)は6,300万人を突破しているnote。
その成長は1つのKPIを目指すのではなく、クリエイターから生じる輪を循環させる仕組みにある。
単発課金、定期購読、サークル、サポートなど、noteはメディアプラットフォームとしての汎用性が高く、課金機能を使ってユーザーが独自のコンテンツを販売することもできる。
中にはクリエイター支援プログラムを通して、実際にnoteから生まれた出版物まである。
2014年にはメディアプラットフォームとして、noteをリリース。
2017年末からサービス改善チームを発足し、2018年には日経新聞、2019年夏にはUUUM、テレビ東京HDと資本業務提携を開始。
2019年にはnote proをリリースし、「ブランディング」、「ファンコミュニティ作り」、「サブスクリプション」など、法人向け情報発信プラットフォームとしてもクリエイターの輪を広げている。
まとめ
社名にもなっているnoteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム。cakesを始め、クリエイターの自己実現を後押しするメディアをリリースしている。cakesを始め、クリエイターの自己実現を後押しするメディアをリリースしている。
2014年4月にサービス開始し、約870万件の作品が誕生。月間アクティブユーザー数は6,300万(2020年5月時点)に到達した背景には、汎用性の高いメディアプラットフォームと元編集者のCEOをはじめとするクリエイティブな人材の掛け合わせが根底にあるのが特徴。
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