ブラジャー難民の私が作る(2)
ブラジャー難民って言う言葉があるのかわかりませんが
この言葉がものすごくしっくりきています。
前回の(1)はこちら。
ちなみに私の体格をざっとですが
・身長162㎝
・中肉
・バストは…(いらなかったのに)
という感じです。
基本的にパンツスタイルや
メンズ系の服装が好きなので、
バストはない方ファッションの都合が良いのです。
中学生の時はぺちゃぱいと馬鹿にされていたはずなのに、
高校生になって食べてばかりいたせいか、
いつの間にか全体的に肉付きがよくなったのです。
ブラジャー事情のことを考えても
バストはないに越したことはないと思ってて。
(世間とは反対の価値観?)
小さいほうが、もっとコンパクトで
デザイン重視でかわいいのが作れたし、
選択肢が広がります。
(生地もそれほど使わなくてもいいし)
大きいと重さがあるので、
全体の作りをしっかりさせないと
色々とバランスが取れなくなってきます。
大きいとそれだけで可愛らしさを
出しにくくなるのです。
作る面でも手間がかかるのです。
ここで一つの疑問。
何故ブラジャーを作る人は少ないのか?
え、なんでなんですか??!
知りたい。
けど聞いたことはないからわかりません。
ただ、私が長らくブラジャーを作っていて
思ったことを言いますね。
「面倒くさいから」
・まず型紙。
思い通りのものは売ってない。
誰でも作れるよーのやつは
簡易なものなので、
こだわりを満たせるものではありません。
・そして縫製。
パーツが小さくて多いものほど、
縫うのに手間がかかります。
ちまちま縫ってると、
これならアウターとか作ってる方が
やってる感があるしなーと思えくる。
(思い通りの)
型紙が売ってたら買うつもりでいました。
だって自分で考えてつくるより
1000円、いや2000円、3000円でも
買ったほうが安くつきます。
何故なら、型紙は一発OKには
まずなりません。
一度型紙を書いてみて、
試し布で作ってみる。
そして修正点が出るので、
もう一度型紙を書き直す。
もう一度裁断して縫ってみる。
これを何度か繰り返します。
知ったような口ぶりで書きましたが、
私はパターンの知識はほとんどありません。
なので紙にテキトーに描いて
立体を組み立てながら完全に我流で
やっています。
テキトーも極めていくと、
「こんな感じでいけそう」
と思ったものと近いものが描けるから不思議。
実際私は上記のような方法で
何度も直しながら理想に近づけていきました。
途方もなく時間はかかるし、
無駄になる生地もそれなりに出てきます。
ハンドメイドを始めた頃は
「型紙1サイズに1000円?!」
と思っていましたが、
今では1000円でそのまま作り出せることに
ありがたみを感じています。
そんな感じで、
私は4年前から自作の下着を身に付けて、
不快な部分が見つかる度に修正して試すを
繰り返してきました。
2.好奇心を大事に
私がこれほどまでにハンドメイドにこだわる理由の2つめ。
長くハンドメイドを続けていて思うのが、
モノづくりで大事なのは「閃き」と「好奇心」。
これって、自分で作り出せるものじゃなくて、
天からの授かりものだと思っていて。
特にアイデアは与えられてるものだから
できるだけ形にしたいと考えてます。
そして好奇心も全ての行動の原動力になるもので、
これは年齢とともに減少していきます。
なのでこの「ワクワク」を見逃さぬよう、
(もう30代後半なので)
これを鍛えていってワクワクを止めないように!
で、私にとっては自分の身に付けるものを
デザインすることにすごくワクワクするんです。
ブラジャーも思い通りのものに近づいていく過程に
すごくワクワクしています。
何度も失敗して、悔しくて、
でもその度に少しずつ思う方向に近づいていく。
それが完成するときを思うと
楽しみで仕方ありません。
こういう、自然と湧いてくる感情は
お金に繋がるかとか
なにかの概念で正しいかどうかとか
そういうことより大事にしてます。
最後は次回、
やっと思い通りのブラジャーが完成!
こだわりや販売方法についてもご紹介していきます。
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