ハンドメイドの材料費が無料だったとしたら
少しずつnoteに慣れてきたような気になっている
PLUS AOのあおです。
ハンドメイドを始めてから
13年が経ちましたが、
日常生活の中の出来事が
すぐハンドメイドと結びついてしまいます。
それは楽しいからなのですが、
時々「プライベートがないな」と
思ったりもします。
先日、たまには外に行って
自然と触れ合わないとな、と思って
海に行ってきました。
自然と石を集め始める。
そして並べ始める。
そして想像が始まる…
「この石でキーホルダーとかネックレス作れそうだな」
「平たいのに、指輪とか置くのもよさそう」
「サボテンにの下に石が置いてある作品とかありそう」
「石って売ってるのかな?」
(メルカリで検索すると、あった)
「インテリア用にも石は使えるんだ」
「石って、持って帰っていいのかな」
(検索すると、厳密にはだめということ)
「例えば、これで作品にすると材料費は無料か」
「そうすると土で作る陶芸とかも??」
今回は法律で持ち帰りNG、
という視点は抜きで、進みます。
以前、シーグラスのアクセサリー作家さんが
「材料費かかってないのに高い」
と言われたそうで、
それについてもなんか違うなあ
と思いました。
私は布を使うので生地代がかかります。
なので無料は羨ましい。
だけど!
石もシーグラスも本当に無料なのか?
思考をぐるぐるさせた結果、
それは無料ではないという答えに
辿り着きました!
何故なら、人の労働には
”最低賃金”が適用されるはずだから。
それはよくアルバイトやパートの時給を
イメージするのですが、
じゃあ事業主や経営者はどうでしょう。
実際、事業主はリスクを背負ってる分
アルバイトの最低時給よりも高いはず。
わかりやすくもう一つ。
この間知り合いが手作りした
「和栗のクランブルタルト」。
ここでもまた妄想しました。
「この栗が仮に拾ってきた栗だとしたら」
ケーキの材料が栗30個使っていたとします。
ケーキの値段は4000円。
直売所で30個1000円の栗
1時間かけて30個拾った栗
前者の栗を使ったケーキは4000円ですが
後者の自分で拾った栗を使った場合は
1000円分のコストがかからない分
安くなるのか否か。
と自分に問いてみました。
結果、それは違うな、
と私は思うのです。なぜなら
後者の栗はお金はかかっていないけど
時間がかかっているからです。
誰かの時間や労働は無料ではありません。
最低時給にしたとしても
後者の栗も約1000円の価値があります。
この理論で石やシーグラスに対しても
同じだと思うのです。
結論・値段のほとんどが人件費
これは全てのものに対して、
掘り下げていけば人件費になります。
私が大好きな1000円のスケジュール帳の
内訳はどうでしょう。
販売店の手数料(=ほぼ人件費)
スケジュール帳のデザイン日(=人件費)
紙を加工する工場(=ほぼ人件費)
木の値段(=ほぼ人件費)
販売店の手数料もさらに細分化すると、
電気代、機材代、テナント代などですが、
それらに携わる人にお給料が払われている限り
多くは人件費になっています。
エンジニア等の技術者は人件費そのものですよね。
つまり世の中のものの値段は「人件費」がほとんど。
なので、シーグラスのアクセサリー作家が、
作品を作るためにかけた時間が加算されて当然です。
シーグラスを取りに行くのにかかる時間が
そのシーグラスの価格と言うことになります。
だから「無料」なんてものはありません!
人件費を加算してはいけないのなら、
世の中に給料というものもなくなり、
全てのものが無料になりますよー!
もらうこともない、払うこともない
ということです。
そうするとお金はなくなり
物々交換の世界になるのでしょうか??
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