【採用】採用面接のときに心がけること 税理士ハック#12
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
税理士視点から気づいたことを情報発信しています。
税理士先生、税理士事務所職員の皆さんのご参考になれば幸いです♪
1)この記事から得られること
採用面接のときに、何を心がけるか?
弊社の例を参考に、自分自身が行っている採用面接を振り返ることができます。
2)導入・課題
採用面接をするときに、皆さんは何を心がけますか?
弊社で心がけていることを投稿しますので、ご自身のことに置き換えて、考えて欲しいと思います。
採用についての以前の投稿です。↓
3)結論
採用面接は、一緒に働けるパートナーを見つける場所と考えます。
4)ポイント
◆採用する側が、立場が強い?
弊社は、2021年4月から、新卒採用に取り組んでいます。
そのときに、どのようなことを一番心がけたかを投稿します。
採用面接という言葉を聞くと、どんなイメージでしょうか。
採用する側が、求職者を「採用するのか。」「採用しないのか。」を判断すると考えていないでしょうか。
私も以前は、そのように考えていました。
しかしながら、中小零細企業に求職をしてくれる人は、昔と比べてすごく少なくなりました。
コロナ禍の現状でも、20代前半の人は、売り手市場が続いています。
本当に、若手の採用やいい人材の採用に苦労してきました。
採用しては、「入社しては退職」の繰り返しで大変でした。
そのような時期に新卒採用をスタートしたので、逆に開き直って、「いい人材を採用すること」に注力するのをやめました。
採用の考え方を次のように考えました。
このようなことを目的にして採用を行いました。
内定辞退であったとしても、求職者が「いい会社」と思ってもらえれば、その採用面接は成功だと考えました。
採用面接は、採用する側が強いわけでもなく、求職者側が強いわけでもないと思います。
お互いの気持ちがマッチした場所が働く場所だと思います。
◆実際の採用面接の方法・注意点
弊社での採用面接のときに行っていた方法です。
最終面接の最初に、求職者にいつもお伝えしていることが二つありました。
一つは、次のことを伝えます。
最終面接の1時間の時間で、弊社から採用するか採用しなかをまずは一方的に判断します。ただし、その判断で、自分の人生が成功したわけでもなく、失敗したわけでもないということです。
私たちが残念ながら、不採用という通知を出したとしても、それは人間的な価値を否定したのではなく、私たちと働くことに折り合わないと判断したことであると伝えます。
反対に、私たちが採用通知を出して、辞退されても私たちはそれで自分たちが否定されたと思わないと伝えています。
そのうえで、二つ目に次のことを伝えます。
採用面接はお互いのここで働けるというイメージが湧くのか。湧かないのか。を感じとる場所であると定義しています。
そのため、緊張して話したり、暗記してきた内容を話したりして欲しくないと伝えています。(求職者の人柄がわからないからです。)
ちにみに、履歴書は、コピーを取って求職者に渡します。
求職者自身が履歴書を見ながら、話ができるようにしています。
弊社での着眼点は、スラスラ志望動機が話せることではないです。
その人の人となりが、弊社の雰囲気にマッチするかどうかと考えています。
採用面接は、私ともう一人30代のスタッフの2名で担当します。
求職者と弊社2名の3名で、1時間、求職者の志望動機や過去の話、弊社の仕事内容や考え方についてざっくばらんに話をします。
和やかに1時間、対話することに集中します。
◆不採用の人へのフォロー
新卒採用の場合、内定をたくさんもらう人と全然もらえない人が両極端に別れる傾向あると思います。
不採用の数が多くなるとその人はだんだん失敗する人生なんだと悪い認識を持ってしまうことがあります。
私は、弊社にせっかく面接に来てくれた人なので、どんな結果であっても、その人には成功して欲しいと思っています。
そのため、不採用になった人には、次の二つを行っています。
この二つを実践するは、手間がかかりますが、私たちだけがよければいいということではありません。
関わった全ての人が、いい人生が送れるようにしたいと思っています。
弊社の理念や考え方をしっかりと実践することが大切だと考えています。
皆さんは、採用面接のときにどんな基準で、どんなことを考えて、行っていますでしょうか。
今日の内容で今一度、ご自身のことを振り返っていただければ幸いです。
採用の前回の投稿です。
5)おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
定期的にこのような記事を投稿して行きたいと思います。
是非、フォローお願いいたします。
下記のように業務を行っていますので、興味ありましたらご確認ください。
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