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神は細部に宿る
有名な言葉です。
これは仕事にも言えると思います。
「細かい部分までこだわり抜くことで、全体としての完成度が高まる」という意味のようです。
細かい部分に拘泥したら全体が見えなくなって完成度が低くなるのではという考え方もあると思いますが、私は違うと思います。
ビジョンを持って全体を見つつ、さらに細かいところまで見てこだわろうとする仕事への熱意・姿勢により商品やサービスは一つの作品となり、何と言うか、スピリチュアルな表現で恐縮なのですが、良い気が満ちてきます。そうすると、なぜか変なお客さんは寄って来ないし離れていくんですね。
老舗の温泉旅館に行って、歴史を感じるけど清潔感があり、調和がとれている旅館は快適に過ごせませんか?でも、老舗の温泉旅館でも清潔感がなかったりインテリアに統一感がなかったらどうでしょうか。おそらく古いだけで快適で良い体験とは言えないと思います。
こういうことなんですね。
熱意をもって全体のビジョンに邁進しつつ、お客さんに良いものを提供しようとするからこそ、細部にもこだわってしまうのですね。これが良い空間や雰囲気を醸成するんです。お客さんのロイヤリティー向上にも寄与し、ファンができ、自然と支持を集めて広がっていくでしょう。
木を見て森を見ずというのは避けなければいけませんが、私は「神は細部に宿る」というのを仕事における座右の銘の1つにしています。