「D×摩天楼オペラ 2MAN LIVE -麗しき闇夜の狂宴-」@新宿BLAZE (2023/10/9)②
はい、前回①からの続き、ライブレポ後編です!
摩天楼オペラの番が終わり、大興奮で感想を語り合う私たち。この時点でかなりの満足感だったので、あれ、この後Dも観られるのか?!と信じられない気持ちで転換を待っていると、ついに暗転してライブスタート!!
そして、幕が開いた瞬間。
ASAGIを筆頭にメンバーが皆ステージギリギリに勢ぞろいしての登場に度肝を抜かれました…!!!
ASAGIさんに至っては、腕を振りかぶって言い方はあれですがこちらに襲いかかってくる感じのポーズをされていて、ASAGIの放つオーラと相まってすごい迫力で!
Dのライブには何度か行かせてもらったことはあったのですが、ほぼ後ろの方からしか観たことがなかったため、こんなに近くで、しかもほぼどセンでASAGIを観たことが始めてで、初めてV系のライブに来ましたくらいの勢いで(本当に)口をポカンと開けたまましばらく固まってしまいました(ほかのオペラーの方のSNSの感想もそういう方がちらほら)。
そこからは完成された1つの芸術と言ってもいいDのメンバーのみなさんの素晴らしいパフォーマンスにただただ圧倒されるばかり…!
ASAGIさんはもちろんとして、個人的には特Tsunehitoさんのアグレシッブなステージングから目が離せませんでした!
「Sleeper」が聴けたのもびっくりでしたが、なんといっても「闇薔薇」を生で聴けたのが嬉しかった! (まだV系を聴き始めたばかりの頃、ジャンヌの次に聴いたV系バンドのアルバムがDの「The name of the ROSE」で、この曲のあまりのかっこよさとカオスさwに衝撃を受けたのを今も鮮明に覚えています)
完成された様式美とレベルの高さに圧倒されながらも、来年3月に活動を休止されることを思い、心の中では長年ぶれずにV系の世界で活動し続けてくれたことへの感謝がとまりませんでした。 (V系を離れていたときでさえも、時々Dの活動の様子を確認しては変わらない姿にホッとさせられていて、勝手に"V系の心の支え"的な存在になっていました)
MCでは一転、気さくな雰囲気でお話してくれたASAGIさん。「今日のフロアの雰囲気とってもいいね」と何度も言ってくれていて、実際本当に会場全体があったかい空気に包まれていました。
正直、前半の摩天楼オペラでだいぶ満腹だったのですが、そんなこと忘れるくらい最高のステージを見せつけてくれたDのみなさんでした!
[セッションパート]
Dの皆さんと並ぶと、だいぶ中堅なはずの摩天楼オペラに"若手感"が一気に出て新鮮でしたw
お互いの曲を1曲ずつセッションするとのことで、何の曲を演ってくれるのか楽しみにしていました。
まず摩天楼オペラ側のセッション曲は「Innovational Symphonia」!ASAGIさんが歌うと一気にDな感じになって「おぉっ!」となりました。
一方D側のセッション曲は苑たってのリクエスト「闇薔薇」!!!笑本編につづいてまさかの2回目の闇薔薇は嬉しいサプライズでした笑
ちなみに、今回のツーマンのタイトル、ASAGIは各バンドの曲タイトルをつなぎ合わせて 「闇より暗い慟哭の落とし穴の底はこんな世界」 を提案したそうなのですが、苑に「ASAGIさん…」と静かに却下されてしまったそうでwww (苑、というか摩天楼オペラは冗談があまり通じないメンバーばかりですみません…w)
セッション中は各バンドのメンバーたちが至る所でわちゃわちゃを繰り広げていて、終始「目が足りない…!」状態でした笑
今回のツーマン、音楽的な親和性もあるのでしょうが本当にフロアの空気、ステージの空気共に最高で、このツーマンで全国ツアーもありなのではと思うほどでした。
活動休止前に一目ステージを観たいという思いが今回のツーマンで叶いましたが、圧倒的なステージを間近で観てしまって、これは来年3月の豊洲ピットもぜひ行きたい…!という気持ちが高まりました(今回初めてDを知ったオペラーさんで一気にファンになった方が何人もいたようで、確かに摩天楼オペラが好きならDにも惹かれる気持ち、よく分かります!)
とにかく1日で2バンドの素晴らしいパフォーマンスを生で観ることができた、V系出戻りたて?の自分にはもったいないくらいのライブで、改めてV系っていいなぁ!と思えた夜になりました。