こんばんは！
先日はBeastie BoysとRun DMCのつながり、それぞれのグループに関係するHurricaneの在籍したグループを紹介していきましたが、今回はそのHurricaneも参加した楽曲も収録されたCB4のオリジナルサウンドトラックを紹介します！
(何だかHurricaneが重要人物みたいな扱いの連投ですが、正直知らなくてもいい人です。これを読んだら忘れましょう！)
1993年に公開されたChris Rock主演のコメディ映画であるCB4。MCのKazmaniac氏の大好物として知られる映画ですが、N.W.A.っぽいグループを結成してライヴを行うといったストーリーを軸に、Eazy E、Ice-T、Ice Cube、Flavor Flav、Shaqらがカメオ出演する豪華な内容。
オリジナルUSプレッシングアルバム、映画公開当時に関係者に配布されたプレスキットになります！サングラス着用のChris Rockの口を"Consumer Advisory"の警告ロゴで塞(ふさ)ぐ印象的なジャケットのCB4オリジナルサウンドトラックアルバムは充実の内容。
映画のワンシーンや登場人物の写真！プレスキットに入っています。
監督のTamra Davisの写真も一緒に入っています！
プレスキットに入っているプレスシートには、豪華アーティストによるサウンドトラックのことも書かれていますね！
やはり何と言ってもN.W.A.のカヴァーとなるStraight Outta (out of) Locashですね！まんまですが、痛快で楽しい一曲に仕上がっています！
CB4のグループとしての楽曲を手がけたのはDaddy OとHi-Cの2人！意外な組み合わせですね！
CB4のジャケットにステッカー仕様のプロモーションシングルスはたくさんあります！
HurricaneがBeastie Boysをバックバンドに従えてラップするStik 'Em Up、太めの爆裂Jeep Beatsに仕上がったPublic Enemy / Livin' in a Zoo、Raggaeのベースの鳴りで骨太フロウを支えるBoogie Down Productions / Black Copはプロモーションシングルカットされています。
Black CopはKRS-One名義に変更され、ファーストソロアルバムに再収録されています。
同じくCB4のアルバムに収録された2曲、Diamond DのプロデュースによるFu-Schnickens / Sneaking Up on Ya、P.M. Dawn / The Nocturnal Is in the Houseはそれぞれのアーティスト名義のアルバムに再収録されています。
いつもの陰惨なウエストコーストサウンドを用意したMC Rne / May Day on the Front Lineもまた、後に彼のアルバムに再収録されていますね。
放送禁止用語を含む作品に貼り付けられたあのステッカー(ロゴ)と同じ名前となるParental AdvisoryによるLifelineというシングルは、中身は全く同じでP.A.名義のステッカー違いの盤が存在します。気の狂ったマニアの方は両方集めてみてください！
Black Street / Baby Be MineのUSプロモーション盤は2種類あり、ステッカージャケットの方が収録曲が少なく、MCAのカンパニースリーヴの方が収録されているヴァージョンが多いです。ジャケット付きUK盤には後述するRadio Remixが1番大きな溝で収録されています。
Teddy Rielyの重量級ファンクビートが光るアルバムヴァージョンは、SWVの仕事でも聴かせたようなタイトで踊れる楽曲に仕上がっています。
フック(サビ)を大幅変更し、爽快感と多幸感を増して強力な楽曲に化けさせたRadio Remixを収録したプロモーション盤。Teddyの流石すぎる仕事っぷり！
金沢の音楽好きが集まるお店、Melting PotにはCB4の字幕付き国内VHSがあるので、店主に頼めば見ることが出来ます！