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VRoidが正式リリース!新たな力を試してみた!

VRoidが正式リリースされました!待ちに待った方多いのではないでしょうか!?

知らない方のために説明すると、VRoidとは、人間形態のモデルをカンタンに作り、VRMファイルで出力できるというソフトです。3D系のモデルのVtuberさんの多くは、VRoid製であることが多く、Vtuberさん達にとっては、とっても大切なソフトです。

そんなVRoidは、実のところ、今までベータ版だったです。という訳で、皆さん、新たな機能来ないかなぁ~?と思ってたはず!

ということで、今回の記事は、VRoidの新たな機能と今なおできないことなどについて話してみたいと思います。

なお、この記事は、VRoidのバージョンは、1.0.0の状態で書いています。

ちなみに…表紙の画像は、左が正式版デフォ子。右がベータ版デフォ子です。

【新】多くの部位をプリセット化

スクリーンショット 2021-10-31 221626

画像は、顔の全体デザインのセットになります。顔全体セットだけで総数19個です。ベータ版は、顔全体セットはデフォルト1個のみ。
そして、このようなセットは、顔全体セットだけではありません。「顔」と言う項目に限ると、

・顔全体セット
・目セット
・瞳セット
・瞳のハイライトセット
・白目のハイライトセット
・まゆ毛セット
・まぶたセット
・アイラインのセット
・まつ毛セット
・鼻セット
・口セット
・口内セット
・口紅セット
・チークセット
・肌セット
・フェイスペイントセット

これだけの量の設定項目があり、そして、それぞれにかなり多くのプリセットが存在しています。

そして、これだけのプリセットが存在しているのに、プラスして、細かい設定を変更することが出来ます。

スクリーンショット 2021-10-31 221927

設定できる項目は、大体77個(数え間違っているかも)。もうここまで来ると、自分でテクスチャ弄る必要ないのでは…?と思えてきます。

なお、「髪型」「衣装」に関しても、同様に大量のプリセットが用意されています。ヤバいですね。

「髪型」に関しては、プリセットもありますが…従来通りの手作業で髪型を設定できる「手書きヘヤー」「プロシージャルヘアー」が存在します。もはや、無限大の可能性。

【改善】髪型を種類別に小分け

髪型は、以前のベータ版では、「髪」という1つのくくりだけになっていたため、前髪・後ろ髪などゴッチャになった状態で、管理する羽目になっていました。これで編集が大変な思いをした方多くいると思います。

ですが、今回からは、「前髪」「後髪」「一体型」「つけ髪」「横髪」「アホ毛」「はね毛」「ベースヘヤー」という8つの項目に分けられます。この機能のお陰で、「今回はアホ毛を別のパターンにしよう!」と言う行為が容易に出来るようになりました。ヤバいですね。

【改善】スカートの当たり判定

これ、公式は何も言っていないですが、ヤバいぐらい改善しています。

スクリーンショット 2021-10-31 200338

この記事の表紙にもなっている画像は、左が正規版スカートモデル右がベータ版スカートモデルです。画像を撮ったのに使用したのは、3tenePROです。まぁ、ぱっと見だけで分かる違いがヤバいことが分かると思います。

ベータ版は、もう何だこれ状態。バインバインにスカートが跳ねていますね。

【新】身体の一部を消す「肌マスク」

これは、公式が声高らかに言っているので、特には言いませんが、かなり良い仕組みです。

そもそも論、なんでこの機能が必要なのかというと、公式が言っているように内部の体が服を貫通するからです。で、じゃあ、「体を削除するの?」というと体のメッシュと服のメッシュが、別物である為、曲げた時に、図形が重なってしまうですね。だから、体が貫通してしまう。

ということで、結構良き機能ですね。

【新】アクセサリー項目機能

スクリーンショット 2021-10-31 225133

これも、公式が声高らかに言っているので、特には言いませんが、そこそこにいい機能です。

ただし、今の所、デフォルトで付いている「メガネ」と「ケモミミ」しか付けられません…………いや、ゴミやん!!

まぁまぁ…公式さんとしては、普通に将来を考えていると思います。

将来的には、「備え付ける部位の選択」「FBXファイルなどで自由に追加」が付くのではないのかと考えています。個人的には、FBXファイルに設定されているシェイプキーを顔の表情とリンクできるようにしてほしいにゃんと思っています。よろしく公式。一応、技術的には出来ない話だと思うにゃん。(自分やっているし…画像は3tenePROで撮りました)

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【変更・VRoid範疇外話】カラースペースによる描画表現変更

あー…まぁ…うん。また下の画像出しちゃうけど。これねぇ…うん。これもしかしたら、賛否両論あると思うだ。だってさ、今まで右のベータ版のデザインでやってきた人なんかは、色デザインという大本から潰された訳ですから…

スクリーンショット 2021-10-31 200338

でも、これVRoid公式さんの力でどうにかできる話ではないです。

UniVRMというUnityで使っている部品みたいなものがあるですが、これの仕様(正確にはBug)の関係で、カラースペースがガンマになっていたらしいです。そこで、v1.0では「リニアに替える」という話が出て、変わってしまった。ということだそうです。

そんなわけで、色々言いたい人もいると思いますが、諦めてどうぞ。

【無理・VRoid範疇外話】スカート物理演算

正式版VRoidで、別に変わったことではないだけども、今まで散々、体育座りの画像見せたと思うですが…が…皆さん気づいたと思います…。

「手がスカートを突き抜けているやんかっぁぁあ!!!治ってないじゃんか~~~!」と、まぁ、これ、VRoidさんの力不足という訳ではないです。

VRoidさんを、あまり責めないであげてください。

実は、これVRMファイル形式の問題です。VRMでは、剛体シュミレーションしかできないので、割と表現が甘いという点があるです。

「クロスシュミレーションを使えるようにしてくれ!」と言う要望は出ているようなのですが、…まぁ、タスク管理上では、「未来やります」欄に入っているので、うーん…まぁ、期待せず気長に待つしかないと思います。

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とりあえず、これ自分のモデルですが、左がスカートが通常VRMのやつで、右がスカートに自分でクロスシュミレーションを付けたやつです。同じモーション・同じテクスチャであったとしても、スカートの表現力が違うというのが分かるかと思います。VRMコンソーシアムの将来に期待します。

まとめ

以上、VRoidのお話でした!将来が楽しみですね!個人的には、アクセサリー系が出来ちゃったら、3DVtuber制作業が死ぬような気がしますが、それも一興だと思います。VRoid怖いねっ!