興味。
先 生「指揮者ってなにしてるのかな?」
生 徒「たくさんいる人たちをまとめてる!」
先 生「そうだね。たくさん目の前に楽器を演奏する人がいるもんね。誰かかが勝手に好きなところで強く演奏したり遅くなっても困るよね?」
生 徒「そう思う。」
先 生「だからきっと音楽をまとめる役割もきっとあるよね。」
生 徒「うん。」
先 生「だけどね、指揮者ってはじめはいなかったんだって!」
生 徒「なんで?」
先 生「作曲家自身が指揮をしていたからね。」
生 徒「ふーん。」
先 生「メンデルスゾーン分かる?」
結婚行進曲の冒頭部分を弾いてあげる。
先 生「この人がね、バッハのマタイ受難曲という曲を再演したいと強く願い、猛勉強して、演奏会で披露することに成功したんだって。この時、今のような指揮者が誕生したらしいよ。」
生 徒「へぇ!」
先 生「そうなの。みんなそれぞれの指揮者の解釈は違うけど、作曲家の求める音楽を追求しようとしているのには変わりはないんだね。」
生 徒「ほー」
先 生「でも、なんであんなに大人数なのに、指揮棒一本であんなに見事にみんなが揃うのかな?不思議じゃない?何でだと思う?」
生 徒「???」
先 生「どこかに大切な何かが書いてあるんじゃないかな?」
生 徒「わかった!楽譜だ!!!!」
先 生「そうなの。ここにある程度の情報が載ってるんだよねきっと。知りたい?」
そんな会話をしてあげると
子どもたちの目がキラキラっと輝き出して
楽譜にも注目してくれたりします。
この笑顔が見れると
たまらなく幸せ(^-^)
子どもたちに
どう関わり
どう興味を持たせるか
で子どもたち自身が伸びようとする力の
発揮され方が違うんじゃないのかな。
まだ観察中だけど(^-^)
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