関西の新興企業分析:(株)総医研HD①
さて、前回の記事で始めると宣言した関西の新興企業分析をしてみようと思います。
今回は企業の概要のみ触れる予定です。
企業名は、(株)総医研HD。
有価証券報告書はこちらから取得しました。
沿革
有価証券報告書のコピペですが、この企業の沿革は次のように書かれています。
当社は、1994年7月に当社取締役梶本修身が、バイオマーカーの開発及びそれを用いた生体評価システムの確立を通して、新規医薬品及び機能性食品等の研究開発に貢献することを目的に設立した大阪大学発バイオベンチャー企業であります。
いわゆる大学発ベンチャーのようですね。
医薬品産業が集積する大阪北部らしいベンチャー企業と言えるかも知れません。
1994年と、創業16年経っていますので、ベンチャーから若干中堅企業になっているかも知れません。
事業概要
総医研の事業概要を見ると、次のようになっています。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱総医研ホールディングス)及び子会社6社により構成されており、生体評価システム事業、ヘルスケアサポート事業、化粧品事業、健康補助食品事業及び機能性素材開発事業を主たる業務としております。
大学発バイオベンチャーの言葉どおり、生体科学を中心にした事業になっているようです。
子会社も持ち、医療などを軸に複数事業を展開しているところは、やはりベンチャーというよりも一歩発展を遂げた中堅企業の風格があるように感じます。
次回は、いよいよ財務指標による分析をしていこうと思います。