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脳の精密検査の結果(10/16, 12/18追記)

【心配してくれた皆様へ】
この度はご心配をおかけしてしまいすみません。
初診日(9月13日)〜本日(9月18日)までの入院期間中、何度も死生観を見つめ直すこととなり、また、沢山の愛に触れることとなり、思うことや感じることが多すぎます。
本当に有難うございます。
ひとつずつ、経過及び結果の説明と合わせて読んでください。



【本日退院します】
まず、本日、退院することとなりました。
初診時から疑わしかった病名は
《脳底動脈瘤》でした。
初診のMRI検査後に理事長先生に、
「ここの血管が膨らんでいるのと、あとこれがよくわからない。」
「できれば今日から入院して精密検査を受けてほしい。カテーテルの手術になるだろうけど、内容は先生達で話し合って決めるから。」
と言われ、その後、担当医・久貝先生を付けていただきました。
(このときは正直相当不安でした。※当日のツイート


そして入院。
翌日から2つの精密検査(火曜日に3D-CT、水曜にカテーテル検査)を終えて土曜日に結果を聞く予定でしたが、水曜のカテーテル検査のあとに久貝先生が「金曜にもういちどMRI撮ることにしましたので、それで、土曜日に説明しますね」と。
何故かと聞いても、名医というのは不確定要素が多い段階ではあまり良し悪しに傾く印象を与えるような返答はしてくれないものなのだと思います。
「土曜日をお待ちください」
とだけ言われ、そのまま入院の日々を過ごしていました。
(※その際のツイート ← MRIと3D-CTをこのときは勘違いしています)


今日、結果の報告を受けたことで金曜にもういちどMRI検査を行ったその理由もきっちりと判明したので、以下に説明させていただきます。




【精密検査の検査結果①】
なにやら、僕の血管の形や角度は、特殊なものだったそうです。
それが《脳底動脈瘤》と当初疑われていたのが、"実際は病性のものではなかった"とのことでした。


※9月15日時点の入院診療計画書

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もっとも恐れていた突然のくも膜下出血や脳梗塞、複雑な動脈瘤による難手術の可能性は無いと知り、両親ともども安堵しました。

僕の血管の個性という奇跡的な結末で手術を回避することができた、という結論です。
(要するに金曜の追加MRIはその確認だったようです)




【精密検査の結果②】
すこしだけ話が続きます。
精密検査の結果、右脳にひとつ、白い影が見つかっており、10/2(土)に造影剤を使ったMRI撮影を再度行うことになりました。
今日の診断の際に「退院してもらいますが2週間後に来ていただきます」とのことです。

MRI撮影自体がこの度の入院で人生初だったので過去の僕の脳のデータは無く、その白い影が先天性または後天性だとしても良性なのか?
(先天性で生まれてから死ぬまでずっとそのままだったり、後天性でもこれ以上進行しない良性だったりの場合も多々あるようです)

その手がかりがいまのところ少ない。
そうなると、《脳腫瘍》の因子である可能性も捨てきれない。
ということで、

・10/2(土)の検査
・今後の人生ずっと脳の定期検診

この2つを義務づけられました。


造影剤を使ったMRI検査は今回の入院中は未実施だったので、10月2日にそれを初めて行うというのは、ぼちぼち不安ではあります。
(ここからまたすこしモヤモヤする日々が続きます)

ですが、この入院期間中に考え・感じたことを思うと、ややモヤつきながらも概ねととのったこころで過ごすことができます。




【ほんとうに有難うございます】
今回、たくさんのメッセージや電話をいただきました。
その言葉のひとつひとつがそれぞれ違っていて、すべてが有難かったです。
ほんとうに、有難うございました。

すべての言葉の中心に自分のこころをととのえる場所があるような気がして、おかげで最悪のケースに対しても最終的には覚悟して臨むことができただろうと思います。



また、家族の愛をあらためて感じることも。


父親は血が繋がっていませんが、もはや完全に父親です。あまりにも頼もしい、父親です。
弟の白血病のときも相当量のデータを収集しセカンドオピニオンを幾つも取っていたし、今回も入院中の僕に対し資料をまとめて覚悟の後押しをしてくれました。

※父が作成してくれた病用

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僕の血管の個性のせいで取り越し苦労になったわけですが、
自身の身に何かが起こったときに恐れに立ち向かいリスクチェックをしたり情報を収集するというのは、僕が家族を持ったときにも必ず役立つと思い、父親のように僕もとことん入院期間中リスクチェックやネット上の文献を読み漁ってました。
(おかげでなかなか眠れませんでしたが...)


血のつながりこそありませんが、尊敬してやまない父です。


そして母について。

僕に今回なにかあったとしたら、母の人生があまりにも不憫すぎる。ちょっと壮絶すぎる。
そう想うと、自分が死ぬのが怖いというだけでなく、母に死ぬところを見せるのが申し訳ないという気持ちが強かった。

重ね重ね言いますが僕の血管の個性のおかげですべてが取り越し苦労...(もはやちょっと笑える話ですね)


ただ、安堵したときの両親の様子は、ほんとうに、たまらないものがありました。


診察室を出たあと、はじめておかんの肩を抱くスキンシップを仕掛けてみた。
(病院内だったのでめっちゃ怒られたけど...)

スキンシップに関してはけっこうシャイな家族なので、なんか、そうできたことが嬉しい。
これからはもっとわかりやすい愛情表現をしていきたいなぁと思った次第です。
(それはなぜかというと、母もなんやかんやめちゃくちゃ嬉しそうだったから...笑)





【さいごに】
あらためて、ご心配をおかけしてすみませんでした。
そして、ほんとうに有難うございました。

死生観を見つめ直すことができ、明日からの生き方がどうなるか、とても楽しみです。
また、もっと謙虚でいようと"我以外皆我師也"の想いで生きていこうと思います。


宣言どおりMV8本、年内、やります。
10/2の検査で悪い因子さえ見つからなければ、完遂してみせます。(※12月18日追記※ 退院後、思うように日々を過ごすことができませんでした。年内に楽曲8, MV8 の目標は【楽曲6, MV5】に留まりました。サポートしてくれている皆さん、ごめんなさい。  2021年5月4日が1stシングルの発売日でしたので、あらためて【2022年5月3日までに楽曲10, MV10】を目指します。  ...言わなければ事故ることも無いわけですが、言ってしまって→言ったとおりにするというプロセスをどうしても踏みたいです。訳のわからない奴ですが引き続きお付き合いください。)





10/2の結果も、あらためて報告させていただきますね。
本当に本当に、有難うございました。(※10月16日追記※ https://twitter.com/plrayer/status/1449363231986749440?s=21 )



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(※12月18日追記※ MV「できるだけpureに」について書こうとした矢先に入院してしまいました。こちらに関しては、もう、ただ、観てください。それだけです。感謝と愛に包まれていつまでも大事にしたいMusic videoになりました。illr、KOMOLEBI、)(iro  そして集まってくれた仲間に感謝!!!! )



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