第15回「ランダム天気図(2020年4月30日)」
こんにちは。プラウ21 note担当Sです。
日が短くなったと感じることが増えてきました。担当Sは読書の秋を楽しんでおります。ブックカバーも気に入ったものを見つけて買うことができたので通勤時間に読むようにしています。
さて、本日ご紹介する天気図は2020年4月30日の天気図です。夏に向けて全国的に暖かく,札幌でサクラの開花が観測されました。北海道付近の低気圧は1012hPaを示しています。
※気象庁の天気図をもとにプラウ21が作成。下部テキストも気象庁のウェブページから引用。
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今日は10月13日,日付を見て「1013って気圧の基準の値ではなかったか?」と思いました。正確には「1013.25」ですね。
担当Sは算数・数学チーム故に,数値を見るといろいろと考えることがあります。「254」という並びを見れば,「1インチ=2.54cm」を思い出しますし,「1024」を見れば「2の10乗」を考えてしまいます。そして,「4インチ=10.16cm」となり「1024」に近くなるのも不思議に思います。
皆さんもご自分の誕生日の並びには反応してしまいませんか?
少し話題がそれましたが,今回はその気圧のお話です。
天気図では,高気圧や低気圧の中心気圧として偶数しか書かれないようです。等圧線が4hPaごとに書かれていることが関係しているようですが,4の倍数でない偶数も書くことが慣例的に認められているようです。また,台風の中心気圧は5hPaごとのようで,一の位が5になる場合もあります。
今日の日付にちなんで,1013hPaの天気図を探しましたが,このために見つかることはありませんでした…
そもそも,空気にも重さ(質量)があって重力によって引っ張られていたるところ圧力がかかっている,と言われても普段の生活ではあまり意識できません。よーく探してみると気圧の差を何気なく利用しているものもあります。
例えば,ストローです。飲み物にストローを指して口にくわえますが,口やストローの中の空気を吸い込むと気圧が下がり,飲み物がまわりの空気に押し出されてストローを通って口に到達するんですね。
毎日使っているものも,もしかしたら気圧を利用しているかもしれません。
ぜひ探してみてください!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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