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FPとしての 知識の更新

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、FPとして家計の相談に乗ることが多くあります。

そんな私ですが、FPとして知識の更新が欠かせません。

もちろん他の資格をお持ちの方も同様かとは思いますが
FPが資格試験に合格した後も勉強を続ける必要がある理由を
少し紹介したいと思います。

・資格試験に合格したら終わりじゃないの?
・FPの資格を取っただけだったら、まだ半人前という意味?
・新しく学ぶことってどんなこと?

という疑問を持たれた方、ぜひ最後まで読んでみてください。

ちなみに関連する記事として
FPという資格が世間的に
すごく役に立つ/とってもいい資格 と言われる一方で
持っていても無駄 と言われたりもする、その二面性について。

私の書いた記事の中でかなりご好評いただいてますのでご興味あれば。

FPの資格は取ったら終わり?

人間、一生勉強なんだよ なんて言われることは多くありますが
FPが資格を取ってからも勉強し続けるべきと思う理由は
もう少し合理的です。

FPが取り扱うお金の分野はどうしても
制度や法律と密接にかかわっています。

そのため法改正があれば
・過去に使えたお得な制度がなくなる
・逆にお得な制度が新設されていて、知らずに提案できない
といったことが起きてしまいます。

そのためFPは常に最新情報にアンテナを張っていないといけないのです。

幅広い、ゆえに不完全

FPの取り扱う知識の範囲は非常に広いです。
さらに周辺業務には専門家が取り組む分野もあります。

たとえば資産運用について一般的に伝えることはできても
金融商品を販売するためには資格が必要です。

遺言にも、不動産取引にも、税金の計算にも
専門の資格が必要になります。

それだけ1つ1つの分野は深く勉強できる可能性があり
FPの資格を取っただけでは不完全な部分も多くあります。

そういった知識の深堀りもステップアップの過程では欠かせません。

お勉強と実務では違う部分も

もちろん制度という大枠では勉強と実務は同じです。

ただ目線がクライアントなのか制度を伝える側なのかによっても
気になるポイントや深く知っておくべきポイントは違います。

FPの資格を取得するために勉強した内容と
クライアントから質問を受ける内容に差が出ることは当然ですし
その質問に答えるための知識も勉強する必要がありますね。

FPの資格をとっただけでは半人前?

もちろん資格を持っているということは、一定の知識の証明です。

ただ教科書で習ったこと以外にも
細かい制度はたくさんあるし
最新情報は日々更新されていくし
そもそも知識を人に伝えるためのスキルだって必要です。

そういう意味では
FPの資格をとっただけでも
実務をどれだけ積み重ねても
結局は半人前なのかもしれません。

結局冒頭にあげた
人間、一生勉強 にちかい結論になってしまいました。

FPになってから、何を勉強すればいい?

とはいえ意外と、FPになってからの勉強は誰も教えてくれません。

私の場合は、日本FP協会のホームページにある研修を受けたり
実務の中で受けた質問に答えられるような内容のセミナーを受講したりと
ブラッシュアップの機会にアンテナを張るようにしています。

これからFPの資格を目指されている方
FPの試験に受かったけど次はどうすればいいかわからない方の
参考になることがありましたら幸いです。

またFPを探されている方も
日々自己研鑽されている素敵なFPさんに会えることを祈っております。

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