復興特別所得税ってなに?
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、会社員をしながらFPとして活動しています。
素朴な疑問として取り上げられることの多い復興特別所得税について。
みなさま、耳にしたことはあるのではないでしょうか?
復興特別所得税
復興特別所得税とは、東日本大震災からの復興のための財源に充てられる税金です。
所得税に上乗せされる形なので
・会社員の方は年末調整
・フリーランスや他にも収入がある方は確定申告
などで目にしていることも多いかもしれません。
また所得税が引かれるものとしては、資産運用をした際の運用益といった形で目にしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
所得税だけじゃない?
復興特別法人税も存在していました。
復興特別所得税もそうですが、期限付きで課税される税金です。
復興特別法人税は該当する年度が終わったので、目にする機会がなくなりましたね。?
復興特別所得税 何に使われる税金?
いったい何に使われるの?
答えはズバリ 震災からの復興のための財源に充てられます。
いわゆる目的税と呼ばれる、資金使途のはっきりした税金です。
そうはいっても、国の財布に入ったら何に使われてるのかわからない!と思ったあなた。安心してください。資金使途は法律で決められています。
お国といえど、法の下には平等ですから、やはりその使い道は震災復興にあてられているんでしょう。
東日本大震災 記憶を風化させない
東日本大震災の際には、着の身着のままで非難した方も多かったと東北のFPの方から話を伺う機会がありました。
そしてその際には、私もよく紹介しているキャッシュフロー表などを活用して無料相談のボランティアをしていたとも伺っています。
私は当時まだ社会に出る前でしたので、なかなか力になれない自分をもどかしく思ったのも事実です。
記憶を風化させないこと、また来る今後の大きな地震に家計の面から備えることが、今の私にできる防災の1つと心得ております。
復興に向けた財源としてついた税金が存在するほど、被害が甚大だった東日本大震災。これからの私たちに活かせますように。