Water
僕らはみな、水のように形や姿を変える。透明に滑らかに、温かく優しく、また時には冷たく氷に、白く雪に。きみの中の水は無限に静かに流れている。どんな時もリズムをつかむことが大切だ。自然の揺らぎに身を委ね、いつでも嵐の雨がやってきても大丈夫なように準備をする。かたちのない水はきみ自身のメタファーだ。水面をのぞいてごらん。そこに映るのは、本当のきみの姿だから。水面はきみの美しい心を映してくれる。なぜ海は孤独ではないか。なぜならばその青い水は、遠い遠いきみの元へ繋がっている、どんな時も、どんなに離れていても。だからきみはひとりではないんだ。僕はきみに流れる水で、きみは僕の中に流れる美しく透明な穏やかな水だから。そう、僕らはすべて繋がっている、結局のところ、すべてはひとつなんだ。