ロブ・ロイ~あなたの心を奪いたい~
※フィクションです。
※2023/09/09修正しました。
いつからだろう。泣けなくなったのは
いつからだろう。笑わなくなったのは
いつからだろう。上手に嘘をつけるようになったのは
いつからだろう。好きと言えなくなったのは
おとなになるって諦めることが上手くなることなのかな
だとしたら、子どものままでいたい
でも、子どもだと君と恋ができない
だからぼくは大人でいよう
わかってるさ。君が、ぼくのことを男として見てくれていないのは。
それだけでもつらいのに、
僕の想いを知りながら、何も知らないふりして接してくる
「友達」を強調してくる。
罪な女性(ひと)だ。
無邪気に傷つけてくる。
そして、気づいていない。
罪な女性(ひと)だ。
自覚がないなんて。
でも、僕が傷ついていることは教えない。
大丈夫だよ。僕は大丈夫。
きみのせいじゃない。
だから、笑って。
わかっているさ。
きみが好きなのは、僕ではなく
あいつなんだろう?
きみが一番いい笑顔を見せるのは
いつだってあいつの話をしている時だから
それが悲しい。
こんなに近くにいるのに
凄く距離を感じている
あと1cmだけでも近づけたらいいのに
きみのこころをほぐすことができるのなら
ぼくはなんだってしよう。
きみがボクから連絡がないのが、さみしいと思ってくれたのなら
ボクは君に愛を伝えるだろう
酒のせいなどにせず、堂々と君が好きだと
ぼくの左側に来てくれませんか?というだろう。
そして、きみからYESがもらえたなら、
その日は人生で一番幸せな日となる。
きみを泣かせることはしないと誓うよ
帰る前に1杯だけ奢らしておくれ
受け取ってほしいんだ
ぼくの気持ちを表現(あら)わした1杯を
中甘で辛口なこのカクテルを
よかったら意味を調べてみてほしい
そして返事をください。
そのときは「はっきり」と伝えておくれ
それが本当のやさしさだから
きみの心を奪いたい。
ロブ・ロイに愛を込めて