【ときメモGS1感想】氷室零一先生との3年間(通常告白ED)
⚠GS1のあらゆるネタバレを含みます
⚠あくまで私が歩んだ3年間の上でのガバガバ考察・感想
⚠ずっと深夜テンションみたいな文体
⚠なるべくスチルを回収する目標のため攻略サイト使用
2024年末、大晦日にときメモGS合宿を行い友人の葉月珪ルート攻略を見守った私は、どう考えても好きになる未来しか見えない氷室先生ルートをGS1攻略の1人目にすることにしました。このままだと攻略してないうちに狂いそうだったので……(???)
クール朴念仁堅物眼鏡のおもしれー男なんて絶対に好きになるに決まってるんですよね。私はAMNESIAケントさん、Code:Realizeヴァン、金田一少年の事件簿明智警視が推しのオタクです。好みが分かりやすいとよく言われます。対戦よろしくお願いします。
※名前は「星野すばる」でやります。が、この記事では大体「主人公」と表記します。
バイト→喫茶アルカード
部活→吹奏楽部
誕生日→8/8(合宿期間中の差分狙いだったんですけど私がガバで普通に8/8は合宿期間じゃなかったです。馬鹿?)
吹奏楽部はGS3設楽先輩ルート攻略時にうっかり全体練習を忘れ未来のヒムロッチから破門された世界線が3つくらいあったのでちょっと因縁があります。吹部だけ1回でも休んだらアウトなのは未だに理不尽だと思っている。
◆1年目
月末補正のために1年目はひたすらパラメータをあげる孤独な作業。普通に何もしてなかったら葉月の好感度が嫌いになっててちょっとショックを受けました。ほったらかしにしてるからね……。
合宿も練習不足で怒られるし雲行きが怪しい………。
1年目10月に急いで学力あげてたら同じ週に守村くんと有沢さんと出会うという事件が起きました。守村くんに優しく勉強を教えてもらった数日後に有沢さんに「図書室は勉強する場所じゃないんだけど」的なことを言われて学力キャラの交互浴を浴びた気分に。こっちは氷室先生を落とすために先生の課題を唸りながらやってるんやぞ!!(本末転倒)
◯文化祭
氷室先生って文化祭準備期間中に誕生日があるので、絶対氷室学級の生徒達が文化祭準備しながら「買い出しついでにヒムロッチになんかプレゼント買おうぜ!」「呼び出してサプライズしようぜ!」って盛り上がったりしてるだろうなぁと思うと微笑ましい。
それはそれとして宿題を贈答品として提出したら受け取ってくれなかったんですけど……贈答品を宿題として提出すればよかったか……(????)
文化祭の吹奏楽部、1年目がクラシックなのは先生が決めたっぽいんだよな〜。吹部あるあるの顧問の恐怖政治なんだと思います。容易に想像がつく(経験者の声)
そんな中でも、文化祭に成功すると「来年は選曲を君たちに任せてみようと思う」って言ってくれるの、こっちをちょっと信用してくれる兆しのような気がして好(ハオ)……。
早く好きになってくださいこっちはとっくに好きなんですけど????
◯12月あれこれ
パラ上げの甲斐あって1年の期末テストは学年1位を取ることができましたやったね!
それでもまだ友好にすらなっていない……もしかしてヒムロッチのとき修って難しいのでは……???と、この辺りで気付き始める。
クリスマスプレゼントに参考書?問題集?贈る男、おもしれ〜〜〜(好き)
乙ゲーやってて攻略対象に数学テキスト贈られたのは人生で2度目ですよ。2度もあったことに驚きだよ。
縦ストライプのスーツがめちゃくちゃ似合ってて普段とあんまり変わらないじゃ……という気持ちは吹き飛びました。GS2氷上くんも同じスーツをクリスマスに着てるので、氷室一族の正装なのかもしれない。
◯初詣
年も開けましたが相変わらず葉月には嫌われてるので年賀状も来ませんし、氷室先生はこちらから初詣に誘えないので行けません。せっかく振り袖買ったのにね……😂
一か八かで葉月を初詣に誘ったらオッケーしてくれました。嫌いなのに行ってくれるのか葉月珪……ごめん………学年1位なのに学力成就願ってさらにごめん……。
氷室先生1年目初詣とか存在するんかな。私の攻略がガバなだけで行けるのかもしれない。
学力は問題なく上がってきましたが運動が今度はやばい。運動コマンドやっていたら鈴鹿に会いました。とりあえずボールぶつけたの謝ってくれ〜〜〜!!?!?
着々とVSの火種を撒いていきますね。でも氷室先生本命なので大丈夫ですきっと多分。横のつながりボーナスのためにも生徒は多めに出しといて悪いことはないでしょう多分……私は雰囲気でときメモGSをやっている……。
◯バレンタイン&ホワイトデー
バレンタインもすげなくチョコ受付BOXにいれるよう言われるしホワイトデーも男性教師全員からって返されるしで生徒にとってのウッキウキイベントを流れ作業のようにこなすの、氷室先生らしさを感じる。最初はチョコの持ち込みすら嫌な顔してたんじゃないかな〜。
それにしても女子生徒全員に返すホワイトデー、男性教師の出費やばない?大人だからやっぱり貰ったものよりは高いもの返してるんだろうし……。
生徒より教師に近い年齢になってしまうとそっちの心配ばかりしてしまいますね本当に……。
◆2年目
早いものでもう1年が終わりました。友好の兆しが見えずにずっと焦っています。
後輩枠日比谷くんに会いました。
「先輩は、あの、葉月先輩と仲が良いって聞きました!」
嫌われてるから多分それ間違いだよ。奇跡的に初詣一緒に行ったところ誰かに見られて誤解されてるのかもしれない。悲しいね。
好きの反対は無関心なので、嫌いという感情を抱かれている時点で他の生徒と一線を画している説もあるな……。
ところでずっと疑問に思っていた「氷室先生数学の担当なのに課外授業の知識分野広すぎない?」問題も、有沢さんからのメールでなんとなく解決しました。
「数学以外の教科でも専門の先生方より詳しくて、どんな質問でも完璧に答えてくださるって評判」
それもう氷室先生だけでいいじゃん!?(そんなことはない)
だからこそサイボーグとかアンドロイドとか噂されるのでは……?
◯ストレス半減スチルイベ
4月の校外学習でストレス半減スチルイベントに出会えました。このイベントとても好き。
氷室先生って真面目で理知的な考えだけど決して情緒を捨てているわけではないんですよね。彼はこういう美しい景色が人の心を和ませるということを知っているので……。
他シリーズの先生が疲労を回復する手段として睡眠やリラックス効果のあるハーブティーみたいな理論的な手法を取ってたから余計に、教師キャラで一番堅物な氷室先生が「夕暮れの景色を見せる」を選んでくれたことがすごくエモい。
情緒ないチョコの采配はするけどね……(根に持ってる)
◯友好誕生日
2年目8月に先生がようやく友好になりました。この辺りでとき修が無理なことを悟った私。
厳しい……若王子先生はとき修いけたのにな……何がいけなかったんだ……
誕生日ギリギリ間に合ったので先生からプレゼントはもらえたのですが、夏休み中に突然生徒の家に凸してプレゼントを渡してくる教師の図になってしまいました。このあたりから段々様子がおかしくなってきて非常にいいですね。
誕生というのは尊いものだから祝うべき、的な理由を(自分の中で無理やり)作り出して言ったものの、純粋な主人公の「まさか生徒全員に誕生日プレゼントを……!?」にたじろぐ氷室先生。理由言わずに渡せばボロもでなかったのにね。早く好きになってください(2回目)
◯吹部合宿スチル
多分DS版追加のスチルですよねこれ!?
この時点で氷室先生に意見を言える主人公と、それを汲んで受け入れる氷室先生の関係性が出来上がってきてるんだなぁと。
氷室先生ルートってなんとなく、主人公との会話を通して氷室先生の認識が新しくなっていくような感じがします。特に吹奏楽関係では、ワンマンっぽかったところを生徒の意見を取り入れる形に変わっていってるなぁと。そもそも頭ごなしに否定せず、良いと思ったら素直に受け入れてくれるんだから、元々先生もガチガチに凝り固まった感じではないんですよね。何言ってもすげなく却下されて無駄になりそうな印象はあるけど、実はそんなこともない。氷室先生の柔らかい部分が少し見える気がしてとても印象的なイベントでした。
ある意味先生は生徒をちゃんと一人の人間としてみていて、だからこそちゃんと意見を聞いたり受け入れたりしてくれるのかなぁと。生徒に対する姿勢が真摯なんですよね。主人公を一人の人間として見てくれるからこそ、一人の男として恋をしていくのかなぁと思うなどしました。(というかGSシリーズの教師キャラは皆そういう感じな気がする。高校生という不安定な存在を「大人になりかけの子供」として見下したりするのではなく、「一人の人間」として認めたうえで支えてくれる先生ばかりなような。)
それはそれとして真夏の室内でスーツは暑いから脱いだほうがいいと思いますよ(アルバムボイス聞いた限り、実際痩せ我慢してたっぽい)
タッチ時の追加台詞、主人公が完全に見惚れてて笑いました。私と同じ感想だ。
◯友好修学旅行
一人だけ自由行動の予定立ててないことを知っておきながらなんでそのままにしといたんですが氷室先生〜!?ワンチャン一緒に行動できるかもとか思ったりしたんですか〜〜!?と思ったのも束の間。マジのマジで学を修める旅行だった……。
レポート提出しなきゃいけないし、これには誕生日プレゼントに宿題を渡す主人公も「はぅ……」って言いますよ。
でもなんかこう、二人の間のあんまり気を遣ってない感じというか距離感の近さが友好状態って感じがして大変結構(氷室先生並感)。
好き状態だと逆にこの気安さがない気がするんですよね。素の状態の氷室零一らしさって実は友好状態が一番見れるのかもしれない。
主人公も氷室先生のノリについていけてるし、なんやかんやで修学旅行楽しんだみたいでよかった。
それはそれとして早くハネムーナーにならない?(突然の三原色)
◯ピアノスチルイベント
音楽室……ピアノを弾くのを覗き見……バレる……「お前誰?」ウッ頭が
氷室先生って合宿の指揮スチルもそうですけど、音楽と向き合ってる時は本当に人間らしい表情をするんですよね。素直な気持ちが伝わってくるっていうか、ピアノを通すと先生って自己表現上手くなるなぁという気がします。
GS3設楽先輩も音楽室でピアノを弾く勢だけど、設楽先輩と氷室先生のピアノを弾く理由は違うんだろうなぁ。先生は自己表現の一つのような……?
戸締まりをしに来た主人公に「……もう、そんな時間か」と言う伏し目がちな表情差分が切ないし、二十代中盤の青年っぽさが出ていてとてもよい……。
そういえばこのイベントは年末の合宿でやった葉月珪ルートでも発生したんですが、友人が開口一番「ハリー?」って言ってたのは笑いました。よくよく考えれば1〜3には演奏中を主人公に覗かれるキャラが1人ずついるのか……😂
4はほぼ未プレイなので分かりませんが、もしあったら伝統芸かもしれない。
因みにここで弾いてる曲はリストの「ため息」という曲らしい。氷室先生はリストがお好き……?
◯氷室先生の誕生日
戸惑いながらも受け取ってもらえて私も主人公もやった〜〜〜!!!!となりました。
氷室先生ってこういうところでどんどん絆されていく過程が描写されるのが芸術的ですよね。こう、「攻略している」感じがする。
伏し目がちに「生徒からの贈答品を受け取るわけには……」っていう氷室先生、大変いじらしい……。贈答品じゃなくて自主的に書いた論文だから大丈夫です。こっちは文化祭期間中に数学の論文書いて誕プレにしてるんでほんとに。
◯文化祭
生徒達がゲーム音楽やりたい!って言ったのを信頼して任せたのが氷室先生の中で何かが動いた感じがしてとてつもなくよかった。それに、自分達で曲を選んだ以上は落胆させるなやり遂げろ!って釘を差すのも、ちゃんと成功したら褒めてくれるのも最高に氷室先生らしくて好き〜〜〜。
厳しいだけじゃなくて、上手くやるとちゃんと褒めてくれるのが嬉しいですよね。
上手くいっても何も言われないけど、上手くいかなかった時だけすごく怒られることばかりじゃないですか現実って。
こういうところがあるから、生徒達から怖がられてはいても嫌われてはいないんだろうな〜。
◯好き状態へ
文化祭終わったらすぐに氷室先生にデート社会見学に誘われました。友好から好きへ変わるの早すぎん……!?
下駄箱のところでデートに誘うな!!!!社会見学って言えばセーフなわけないだろ!!!!好き!!!!!(告白)
誕生日プレゼントの時もそうでしたけど、教師と一人の人間の間で揺らぎ始めた先生は「社会見学」って体裁を取らないと、自分の行動に理由付けができないんだろうなぁと。不器用で愛おしい。
流行り物のアクセサリーを身につけていた時のこの台詞の言い方すごく好き。汎用台詞だから「それ」って濁されてるんだろうけど、アクセサリーの名前分かってない感じがして可愛い。(作中にはでてないけど)マジェステとかバンスクリップとか……難しいもんね……。
◯スチルイベント(エンスト事件)
ドライブデートの話し方が完全にバスの運転手だと思って笑ってたら帰りに突然エンストしてさらに笑いました。「エンジンに故障が発生した。停止する」じゃないんですよ。
先生の知り合いの店ことバーに来ました。幼馴染がやってる店、行きつけなんだろうなぁ。氷室先生の雰囲気にもあってるし。あとマスターの声がいい。
氷室先生も幼馴染にはたじたじなんだなぁと思うと面白いし、やっぱり主人公へ向ける友好状態の態度ってマスターに対する感じと似ていた気がしますね。気安い感じというか。
「あれ、珍しいな。デートか?」
「くだらないことを言うな。私の生徒だ」
日曜日の夜に……生徒と二人きりでねぇ………へぇ………。
いや、生徒に違いはないか……嘘は言ってない……。
「子供の頃から先生みたいだったもんな、零一は」
容易に想像ができる〜〜〜!!!!
学級委員とか風紀委員とかやってそうだもんな〜。そう考えると氷上ってやっぱり氷室ファミリーの血筋だってことがよくわかりますね。
氷室先生の秘密も子供の頃の話も知りたいから毎週通っちゃおうかな〜〜。
スチルのちょっと困ってる感じの表情が非常にcuteで大変結構。エクセレントです。
◯10月
今までなあなあでなんとかやってきた葉月(まだ嫌い状態)についに爆弾がついたのでカイワレくんイベントしました。
このスチル、好感度関係なく起こるの面白いですよね。嫌い状態の女の子と森林公園でデートして女の子お手製の弁当を食べてくれる葉月珪……愛か……?
葉月の断れない性格かつ相手が幼い頃会っていた主人公だからという2つの面で許されてるんだろうなぁ……。
次の月になったら一気に友好状態になってた……チョロ可愛い。
◯クリスマス
頬染めながら挨拶しに来る氷室先生………好き………「くれぐれも軽率な行動を取らないように」って釘刺して職員席に戻っていくのも好き………心配してくれてるじゃん……すみませんねモテモテで……(?)
プレゼント、相変わらず参考書だしちょっと難しいテキストになってて笑いました。代数幾何って何……?高校で習うやつ……???
お互いのプレゼントを引き当てたことについて思わず「奇跡的だ……」とこぼした後に「いや、しかし奇跡など存在しない」って思い直すの、情緒的な面と理知的な面が交互に出てる感じがして、話し方含めてめちゃ好きです。
私が欲しいって思った人のプレゼントは必ず手元に来ることになってるので、まぁある種の奇跡ですね。
◯初詣
氷室先生からお誘いの電話、電話の向こうでめちゃくちゃ緊張してる様子なのが行間の空き方とか「よかっ…たら、君もどうだッ」の声色から伝わってきてめちゃくちゃ愛しい……OKした後の心底安心したような「そうか……!」も良すぎる。子安さんのこの細部への感情の肉付けの仕方が天才なんですよね。
晴れ着の反応もいいな〜〜!
お小言に対して「流石に正月くらいは華美な服装してもよくないか……!?」と一瞬思っちゃったんですけど、立ち絵の表情は機嫌悪い時のムッとしたものじゃなくて穏やかな感じなことに気づいてしまい……。
やっぱり好ましいものに対しては「その晴れ着は君にとても似合う」って素直に褒めてくれるところが好きです(定期告白)
行きの台詞
「……よろしい。コホン……ワタ↑シの手を握っていなさい」
思わず声が裏返っちゃった氷室先生、大変にエクセレントです。こんなん好きにならないわけないでしょ。男子高校生の初恋か?????二十代後半の成人男性のはずでは??????
こうやってどんどん教師としてではなく氷室零一個人としての感情が隠しきれなくなっていく姿が氷室先生ルートの醍醐味ですよね。
あと、おみくじ引く前は「どんな結果が出ても気に病まないように」って言ってるくせに自分で大凶引いたらめちゃくちゃ気にしてるのも愛です。すみませんが結婚してくれませんか?
帰りの台詞
願い事を聞かれて「学業成就と家内安全です」と答えた主人公に対して「その他の問題についてはどうか。例えば君の年頃では極一般的な、その、恋愛問題であるとか……」と自分から聞いちゃう先生。
「君の年頃では極一般的な」なんていう枕詞をつけないと聞けない辺りも、「秘密です」って答えられて「フム……」しか答えられないのも全部いじらしい。
零一、多分この女には勝てないよ……。
好き状態氷室零一からしか得られない栄養を正月から一気に摂取してしまった。もうここで終わってもいいかも。
◯カーチェイスイベント
まさかビリヤードしに行って本当に物理の図解を聞くことになるとは思わなかった……氷室先生とのデートってノート必携なんだ……。
先生は社会見学って言い張ってるけど本当に課外授業の延長のようなデートでしたね。
というか、氷室先生はやっぱり課外授業のようなことしかできないんだと思う……。女の子がいかにも好きそうなショッピングとか煉瓦道とか観覧車とかそういうところは選べないんだなぁ……いじらしいなぁ……。
帰りに車に煽られて注意するために全速力で追いかけるのは流石に面白すぎました。突然頭文字D始まったかと思ったもん。
先生もスピード上げてたら捕まりますよ!?とか、相手がヤバい人だったらどうするんですか!?とか、助手席に生徒乗ってますけど!?とか、氷室先生ってなんで面白スチルイベントしかないんですか!?とか色々言いたいことはあるんですけど、全部ひっくるめて「おもしれー男」って感じのイベントでした。
スキルタッチ台詞「私とマサラティから逃げられると思うな」で色々調べたところマセラティという外車が元ネタみたいですね。無駄のない流線型のデザインな辺りを気に入ってそうだし、めちゃくちゃスピード出そう()
◯バレンタイン
「コホン……私に何が用か?」←絶対渡しに来るの待ってたのかわい〜〜
手作りチョコをあげた時の「……立派にできたじゃないか。苦労したろう?」の言い方が優しすぎて、忘れてて朝5時に思い出して急いで作ったなんて言えない。
今までの氷室先生なら「その時間を学習に使おうとは思わなかったのか?」的なお小言が入りかねなかったのに、素直に褒めてくれる辺りが「絆されてるな〜」と微笑ましく思いました。
そして素直に「だって、氷室先生に食べてもらいたくて……」と答える主人公の健気さよ。
普段から課外授業に参加してるし「社会見学」も付き合ってくれるし学年1位キープしてるし「先生!一緒に帰りませんか?」って自分の後ついてくる生徒、そりゃ可愛くて仕方ないよなぁ。
高級チョコあげた場合もいじらしくて好きです。「クラスと氏名を記入して……職員室わきの、チョコ受付箱に、いれておきなさい……」ってどんどん言葉にブレーキがかかっていって、最後にぼそっと「かならず、私が、食べるようにする」って言うまでの一連の言い方が本当にすごい。子安さんの演技力、細部への力の込めようが天才です。
文字では表現できないので実際に聞いて下さいこれ……声に揺らぎがあって、緊張しているようにも、照れているようにも聞こえる………天才か………?
◯ホワイトデー
氷室先生がお返しをくれました(感無量)
「鉱物標本セット」
氷室先生〜〜〜!!!!!
女の子にあげるものとしては若干こっちの好みに左右されそうな選択肢な辺りあまりにも氷室先生らしいよ……。
因みにマスターには相談しました?多分してないよね……。
「声が大きい……以上だ」の言い方がいつもの突き放すような感じじゃなくてほんとにコソコソって感じなのが……誰よりもウブな感じがして………へへへ……
まぁ自分も相手も生徒だったらむしろ堂々と渡せるのかもしれないですね。先生は先生だからこそいろんなしがらみや問題があるから……
◆3年目
4月になった途端に葉月と守村くんに同時に爆弾が付いて慌てふためいてる所からスタートです。
こっちは3年間ずっと氷室先生担任で喜んでるのに「この中にはついぞ3年間、私の受け持ちだった者もいるようだが……まぁ、運命だと思って諦めることだ」とか伏し目がちに言われておこです。
というか氷室先生自らそういう風に言うってことは「ゲッ、3年間ヒムロッチかよ〜」って言う生徒が多いってことですかね……私は嬉しいんですけど……。
◯コンサートホールデート
「完全な調和だ……」ってうっとりする先生良すぎる。
私はGS3で「音楽キャラなら交響楽団のコンサートでしょ!」と設楽先輩を初めてデートに誘って「最高でしたね!」って言ったらすげない返事をされた(これにはワケがあるので仕方ないのですが)ことがトラウマだったので、先生と「クラシック最高〜〜〜!」できて良かったです(?)
それはそれとして「先生は完全な先生です」「君も完全な生徒であるよう心がけなさい」という会話、ちょっと切なくないですか?
結局教師と生徒の関係が揺らいでしまう2人だというのに……。
◯体育祭(スチルイベント)
パン食い競争で1位になり、氷室先生とパンを半分こした(ライ麦パンとかセロリとか決められた1日の食事以外にも食べてくれるんだ……)だけでも一生の思い出だったのにスチルイベントまで見れてオタク(私)は嬉しい。
主人公が転んで膝擦りむいたのを見て、わざわざ持ち場から離れて保健室来てくれたってことですよね……!?しかも擦り傷に包帯巻くとかいう過剰手当て……😂
スキンシップコメント主人公
(氷室先生、包帯巻けるんだ……)←完全に同意
氷室先生って手先器用なんですかね。計量とかはめちゃくちゃ正確にできそうだけど。
フォークダンスで「手を繋いでください」って主人公に言われた時の「な!?きみ、は、なに、を……」のしどろもどろ感愛おしい〜〜〜。初詣から手をつなぐことは緊張してましたもんね。フォークダンスだから落ち着きな零一〜〜〜。
ヒムロッチ故障シーンとして有名(?)なので前から知ってはいたんですが、さっき包帯巻いた時に主人公の脚は触れてたじゃん……という疑問は残る。実はスチルイベントの時も緊張していたんだろうか。そして先生はフォークダンス踊れるのだろうか。
◯お化け屋敷スチルイベント
6月の遊園地でお化け屋敷……!?となりましたが、このイベント6月〜起きるんですね……!?
氷室先生のデートスチル、面白エピソードしかない説あるな。
「自分と同じようにお化けへの恐怖を克服してほしかった」という、ふざけもなにもない純粋な気持ちからなのは分かります。でも方法が間違ってます。氷室先生はこういうちょっとズレてるところが魅力なんですけど、とりあえず方法はバーのマスターとかに相談してください。多分小学2年の夏に零一少年を置き去りにしたのはマスターなんでしょうけど……。
あと「お化け」って言い方なの可愛すぎる。
◯植物園ときめき会話
攻略サイトのおすすめときめき会話にも上がっていたのでどうしても聞きたかったもの。
「先生とわたしの花占いの結果が出ました」←植物園の花をむしっている主人公……!?
「君は一体何をしに来ているんだ🤨?」←至極真っ当なお言葉
「すみません……」
「……それで。結果はどうなった😳」
氷室零一〜〜〜〜!!?!!!?!?!?
この時のちょっと気恥ずかしいような照れてるような声色が最高。花占いをする主人公に呆れながらも花占いのことを気にしてるのも最高(そういえばおみくじの結果も気にしてたから案外こういうの気にするタイプなのかもしれない)。芸術点100000点あげます。
愛情ポイントが上がるスキンシップの反応も含めると、主人公にたじたじなのがよく分かります。分かり易すぎる。課外授業だから他の生徒も聞いてるけど大丈夫ですかねこれ。
◯合宿
ありあまる気配りでブッフ・ブルギニョンを作ったらひたすらベタ褒めされて逆にちょっと怖いくらいでした。セロリ6本とかじゃなくてこういうの食べてください本当に……。
因みに調べたら牛肉の赤ワイン煮込み的なやつらしい。吹奏楽の合宿の傍ら煮込み料理作る主人公、何者……!?
結構部活コマンドやってたはずですが、評価が「いくらかの進歩は見えた」止まりなの悔しい〜〜。それでも「しかし、諦めるな……私も決して、君を諦めない」とかいうとてつもない台詞が聞けたので良しとします。「吹奏楽部顧問として、もうすぐ引退してしまう3年生へ最後まで技術を磨く手伝いを惜しまない」っていう意味でしかないとは思うんですけど、それでもときめき状態の氷室先生の口から出るとまた違う意味すら感じてしまうので……。
◯追加デートあれこれ①
高校時代演劇部所属だったり両親がピアニストだということが発覚した氷室先生。学校ではクラシック弾いてて休日はジャズ喫茶で弾いてるらしい(尽メモ)からまさにハイブリッドって感じ。なんとなくクラシックもジャズもできるのは教師としての氷室零一と一人の男としての氷室零一らしさのような気がします。
そもそも氷室先生は名前もゼロとイチだし、ジャズとクラシック、教師と一人の男……みたいに、相反するものの要素が込められてるキャラクターだから設定からして非常にテクニカルだな〜と。
◯誕生日プレゼントこと卒論提出
卒論提出!!!??!?!
なんのテーマで卒論書いたんだろうね主人公……氷室先生についてとか……?(でもそれなら先生が「大変結構」って言わなそう)
学祭準備中の1日で書ける論文なんてたかが知れてると思うから普段から主人公が考えてそう、かつ氷室先生も興味深く読んでくれそうなもの……永遠に考えられますね。(一応「ときめきファクトリー」というPCソフトの書き下ろしストーリーでこれについての題材はあった)
GS1 ってこういうところに想像の余地があるのがいいですよね〜。すべてを語らないというか。葉月の「俺は……ここで入学式」とか氷室先生のデート後の家の前での「………………」とかの意味について頭の中でずっとこねくり回せます。
◯文化祭
学園演劇
先生が準主役?やるのなんでなん!?って感じだけど、課外授業で主人公と花占いの話とかスキンシップとかしちゃってるからきっと周りにはバレバレなんだろうな……なんなら学生時代演劇部だったことも知れ渡ってるのかもしれない(演技力云々は置いといて)
そして学園演劇、まさかの「風と共に去りぬ」なのは制作陣あまりにも狙いすぎてません……!?
今まで拒絶していた男への愛にようやく気づいた頃には、もうその男は自分の元からいなくなってしまう。劇中ではスカーレット・オハラを主人公が演じていたけど、これ本当はスカーレットの心情は氷室先生の方が近いんですよね。主人公への気持ちに気づいて、悩んで、ようやく自分の中で覚悟が決まった頃には主人公は卒業してしまう……。
そこで演劇をしてる最中の主人公が
(それにしても……氷室先生ってどうしてこんなにクールなんだろ)
(こんなふうに女の人に追いかけられても、平気な顔して去っていくのかなぁ?)
って考えてるのがもどかしい。
そんなわけないでしょうが!!!!!約10歳年下の生徒に絆されて守ってきた校内の規律も破り、手を握るのも緊張して花占いの結果まで気にして……そんなめちゃくちゃになってる男が平気な顔して去っていけるわけないよ〜〜。
でも主人公からしたらクールで冷静な先生だもんね。こっちが好きでも、追いかけていても靡かないような……。切ないよ〜〜
あと先生、自分で「芝居が下手だった」って言ってたけどそうでもなくないか?短い台詞だから?
吹奏楽部
め〜〜〜ちゃくちゃ良かった。私が中高吹奏楽部だったことも相まってじんわり来ました。完全な調和に拘っていた先生が、音楽は楽しむためのものだってことを部の皆のお陰で思い出した、諸君は私の誇りだって言ってくれたのすごく心が暖かくなったし普通に吹部の生徒に感情移入して深夜に涙腺ゆるゆるになりました。
吹部の皆を通して先生自身も成長していったんだなぁという気持ちと、やっぱりこういう最後の舞台の時に生徒の背中を押す言葉をかけてくれるのが最高に教師らしいなぁという気持ち……
それはそれとして「Let's blow!ぶっ放してこい!」は違う方面で好き。元気出ます。
◯追加デートあれこれ②
学生時代も家庭教師やってたの、ほんとに教師が天職なんだろうな。
「わたし女の子らしくないですか?」(もっと意識してほしいな〜って)の質問に「必要ない。断じてない」ってきっぱり言うの、多分意識してほしい相手が自分だってわかってなさそうなのが氷室零一なんだよな〜。この両片思い感よ……。
あと本当にその必要はないよ主人公。もうすでに意識しまくってるよ氷室先生は。
◯クリスマス
パーティー終わった後に「これから酒を飲みに行く」って素直に伝えちゃう氷室先生と「行きたい行きたい!」ってなるやんちゃ主人公あまりにも良すぎる。会話をフェードアウトさせてバーの場面に来たのも「あぁ……氷室先生勝てなかったんだな……」が簡単に想像できて笑ってしまった。酒飲みたくて来たのに今日もレモネードな氷室先生……。
「……俺は客だ。この店じゃ、客に演奏させるのか?」
「俺」!!!?!!?!?!?
俺‼️
俺俺俺俺‼️
Ahh~↑↑↑💥💥真夏🌞🌴🏄🎇🎆🌺のJamboree〜〜〜〜‼️‼️レゲエ🇯🇲💃🙌🏻砂浜🌺🌺🏖🏖🌴🌞Big Wave🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊💥💥💥
失礼、取り乱しました。私は素の一人称が出るのが大好きなオタクなので……
一人称「俺」、教師じゃなくて氷室零一っぽいところが出たな〜!やっぱり意図的に一人称まで変えて公私を区別してたんだ〜〜。
学生時代の話を主人公に聞かせたくなくてマスターの口車に乗っちゃうの面白すぎる。この幼馴染には一生勝てないよ零一……。
あと、追加デートの時にクラシックの方を弾くって言ってたのにジャズもめちゃくちゃ弾けるあたり、両親両方のルーツ受け継いでいる……。
「学校・私・クラシック」が教師氷室零一なら「バー・俺・ジャズ」が一人の男としての氷室零一なんだろうな。どっちも氷室零一だし、どちらかが主というわけでも決してない。そして、教師としての氷室零一と一人の人間としての氷室零一のどちらの姿も見せているのは、主人公だけなんだよな〜〜〜!
「アイツが素直になれるのは、ピアノの前に居るときだけなんだ」
校内のピアノイベントでなんとなく感じた「氷室先生はピアノを自己表現のために弾いてる説」はあながち間違ってなかったな〜と。多分氷室先生って音楽の前では素直になれるんですよね。だからこんな柔らかい満面の笑みでピアノを弾いてくれるんだ。
「間違ったことが大嫌いで、いつも人とぶつかってばかりで……」
「すごく不器用なんだ。不器用で、とってもイイ奴だ」
マスターの言ってること、本当にそのまま氷室先生の魅力なんですよね。言語化が上手すぎるマスター……私なんか今この記事一万文字超書いていても「好き」しか言えてないのに……。
同時に、氷室一族の血を引いてる男ってこういう所あるよなぁと思うなどしました。氷上くんもそうだし、多分イノリくんもそうなんじゃないかな。
そして最後に「そうだね?」って主人公に確かめるように聞くのがよすぎる。主人公は氷室零一の魅力をわかってることを前提にしてる辺り、主人公の人間性の理解もできていそうなのがマスターのすごいところ……。
帰りがけ、家の前で「やはり私からご両親に一言挨拶を……」と言う氷室先生に「大丈夫です。今日は先生と一緒だって言ってありますから」と答える主人公。ここまでは普通なんですけど、その後の氷室先生の「先生と……そうだな……わかった」は色々と考えされられる台詞だなと思いました。
自分が女生徒と夜遅くまで居ても許されているのは「先生だから」なんだという事実が改めて身に沁みたのか、やっぱりあの場所では一人の人間としての氷室零一だったので、主人公との関係性は教師と生徒なのだと我に返ってしまったか。どちらにせよ行間に切なさを感じました。もどかしいね……やっぱりまだ素直に思いを口にはできないね先生……。
デートの時もいつも帰りに家の前まで来て「…………」ってこっちを見た後に去っていくけど、きっと何か言いたいんだろうなと……でも言えないんだろうな……。
◯初詣
去年は大凶で結構気にしてたっぽい氷室先生も、今年は大吉でウッキウキになってて微笑ましくて笑っちゃった。主人公は凶でしたが2人で相殺して中吉くらいにはなったでしょう(謎理論)
帰りの会話
「質問したい……。私は君の良き教師であったろうか?」
「私は君の、教師氷室零一への信頼を失いたくないんだ」
揺らいでるじゃん……!!!!!
今や自分は目の前の生徒に対して、先生として接することが難しくなっていると、きっとそういう負い目があるんだろうな……。公私をきっちりと分けて誰よりも教師らしい教師でいた氷室零一が、一人の男としての気持ちが抑えきれずにめちゃくちゃになってる様子……味がしますね……。
その悩みを知らないで、主人公が「そんな……!そんなこと、あるはずないですよ!」と純粋な気持ちから言ってしまうのもまた辛いところ……。
氷室先生は自己表現が苦手そうだから、好きだと伝えることも覚悟がいるんだろうけど、伝えて主人公に拒絶されたり軽蔑されたりするのはもっと辛いんだろうな。そうなるくらいならせめて、教師として良き存在のまま終わりにしたい。でも……君のその眼差しは……とジレンマに永遠に陥ってそう。しんどい。
◯追加デートあれこれ③
「女の人にドキドキする時は?」の質問に「私が女子にドキドキさせられるのは、私の授業を全く理解していないと感じられる時だ。ヤキモキとも言う。ぜひ参考にしなさい」って氷室節溢れる皮肉みがある回答をするんですけど、これ対象が「女の人」でも「女子」でもなく「女子生徒」を想定して答えてるのあまりにも隠しきれてなくて好き。
「男の人について知りたい」の質問の答え、あまりにも甲高い「ナニォ!?」に思わず笑っちゃった。動揺し過ぎですよ先生。運転中ですよ先生。PS2版キャストコメントで子安さんが「非常に人間臭いヤツでしたね」的なことを言ってたことがこういうところと繋がってじわじわ効いてきます……😂
◯卒業前下校会話
「季節はもう春だな……」
「どうしちゃったんですか!?氷室先生が季節の話題なんて。どこか故障ですか?」←GS1主人公のこういうずけずけとしてるおもしれー女なところ大好き
こんな導入面白いのに氷室先生の口から出る「君も卒業だ。いつまでも私の生徒ではない」が寂しすぎる。これ多分自分自身にも言い聞かせてますよね。
教師と生徒という関係でつながっていた高校生活が終わってしまったら、一体どうなってしまうのだろうと。幾度も見てきたはずの教え子の卒業とは違う気持ちを抱いていてほしい。教会に迎えに来てくれ氷室零一……!!!!
◆通常告白ED
最高〜〜〜〜〜!!!!!全文写経したい!!!!!!(しました)
不器用で、でも真っ直ぐで、氷室先生らしい告白でした……。
教会に来た先生、いつものお小言っぽい台詞から始まり、主人公も「あぁ、いつもの氷室先生だ……すみませんすぐに出ます……」ってなってたところに、訥々と話し始めたところからもう最高でした。
自分は教師であるという壁、素直に自己表現できないという壁が彼の前にあったからこそ、関係性を変える一歩を踏み出すのにどれだけの勇気がいったことか。
私の友人(教師)が以前「学校って生徒は変わるけど基本的な流れはずっと変わらなくて、だからこそ変化がなくてある意味つまらない」というようなことを言っていたことがあったんですけど、氷室先生は、変化のない生活の中で主人公という「自分の中で今まで見送ってきた生徒とは違う存在」と出会ってしまった。そして卒業と共に別れてしまうことが耐えられなくなったのかなぁ、と。
それは何度も引率で行っている修学旅行とか、慣れているはずの課外授業とか部活動の中で、主人公の存在を通して自分自身にも変化があったことに気づいたから。「無色透明な私の世界に彩りを与えてくれた」から……。
だからこそ、考え抜いたうえでの「答えは君だ」なんだろうな〜。
理系の先生が言う「答え」、別解がないたった一つの解の感じして芸術点高い。そもそも告白までに至る事実説明、自分の心情の分析の流れ、「つまり、私は……」の結論が非常に理系っぽさを感じた。冷静な論理立てた告白なのに熱を持った言葉と声色が、まさに氷室零一って感じ。
誕生日に贈ってくれたガラスの写真立てだって、無色透明な氷室先生と写真のように鮮やかな主人公のメタファーのような気すらする。写真立ては写真を入れないと完成しないから……。
まさに「まるで水槽の中に飛び込んで溶けた絵の具みたいなイレギュラー」「一人じゃ何一つ気づけなかっただろうこんなに鮮やかな色彩に」じゃん(イメソン決定の音)
「ありがとう」
「私はずっと伝えたかった。君に対する感謝の気持ちを」
これ、いつもデート終わりに別れる前に「…………」って口ごもっていた時とかに言いたかったことなのかなぁ。
氷室先生の本編中での「ありがとう」で特に印象に残ってるの、この3年間だと告白除けば校内ピアノスチルの時と3年目文化祭吹奏楽部の時なんですよね。やっぱり音楽に関係すると素直になれていたんだなという気持ちと、ついに音楽関係なくても言えるようになったんだなという感慨深さがあります。
告白の締めが「ドライブをしよう」なのもめちゃくちゃいい。たまたまなんですが後半のデートずっとドライブばかりだったので、氷室先生と主人公が色んな話をするところと言えばドライブだったんだろうな〜〜と思うと微笑ましい。
「キスで答える」の告白差分は浮かれ混乱零一が見れて大変結構よろしいエクセレントだ(よくばりセット)
「了解した……いや了解というのは妙だ」←最初から最後までおもしれー男で大好き。
氷室零一ほどの人間を驚かせられる主人公ってある意味GS1主人公らしさな気がしますね。バンビもデイジーも好きだけど、キャラへのアプローチというか寄り添い方って主人公によって違うじゃないですか。氷室零一のような人間には植物園で花占いしたり、先生とサメはどっちが怖いか聞けたり、誕プレに卒論あげたりする行動的で怖い物知らずなおもしれー女が合うんだなぁと。普段の言動から垣間見える主人公の性格込みで氷室先生が惹かれた理由が分かるのが、キャラ造形が上手いなぁと思うなどしました。
あとエンディングムービーの黒板の落書き、どのキャラでも同じではあるけど氷室先生だとやっぱりクラス中にバレバレだったみたいな雰囲気出てて面白かったです。
アルバムボイスでちゃっかり「俺」って言ってるのも氷室零一〜〜〜!!!となりました。もう主人公の前では「私」じゃないもんね……。2人してこうやって思い出話してるんだろうなぁ。
◆終わりに
※以下、ちょろっとだけGS3とGS4の話もしています。
これにて、氷室先生通常告白ED無事に終わりました〜!
先生と生徒という関係が終わってしまうことへの寂しさや恐れを感じて、3年目の年末辺りから急に卒業したくなくなってきたのは自分でも困惑しました。こんなルートは初めてだ……。
でも卒業しないとね、未来には進めないので。
氷室零一という、ときメモGSシリーズを通して登場するキャラクターの原初の姿とその変化を見ることができることが感慨深くもありました。
こうやって、主人公のおかげで自分自身にも変化が生まれたからこそ、GS3で言葉は少なくても生徒を見守って支えるような教員になれたのかなって思ったりもします。(普通にルカの耳引っ張って連行してた気もするけど)(なんなら大迫先生も連行してた)厳しさはそのままだけど、丸くなったというか、教師としての貫禄が出たな〜という感じ。
無地だったネクタイがGS3以降は柄物に変わり、心なしかガタイが良くなり(食生活に改善が見られた?)、キャラ固有BGMもGS3では明るい長調っぽいピアノアレンジ(原曲と結構違う)、GS4では落ち着いたジャズアレンジに変わっているのも時間の流れと先生自身の変化を感じて、美味さ倍増しました。美味しすぎる。
絶対に元生徒の年下の嫁がいる(強めの幻覚)。
これを機に氷室先生が登場するGS3設楽先輩のADV「教師」を読み返したんですが、また違う味わいがしてめちゃくちゃよかったです。氷室先生側の人生と設楽先輩の事情を両方知ってると、台詞や地の文で描写される様子の一つ一つに「あ〜〜〜〜😭」となります(語彙力)
GS4では何故かスキンシップの手ほどきをしてくれる教頭になってることしか知らないけど……御影先生ルートやる時とかに関わってきてくれたらいいな……!
一途ルートですらこんなに悩み苦しんでジレンマを抱えた氷室零一の親友ルート、どうなるんだ………!?という気持ちでいっぱいなので、とき修チャレンジと部活・誕生日の差分など回収したら親友ルートもやってみたいと思います。
令和の世の中でも変わらずオタクを狂わせる23年前のゲーム、何……?素直にすごすぎるんですけど……。
ときメモGS最高〜〜〜〜!!!!!!
おわり