#山﨑すなお #井上薫 応援演説
1月8日(日) 山﨑すなお埼玉県議候補@YamazakiSunao と 井上薫川口市議候補(現市議)の事務所開きがあり、そこで応援の挨拶をしました。
時間の関係でかなり端折りましたが、全文を掲載します。
みなさん こんにちは
今日は民医連に加盟する医療機関で働く、日本共産党後援会を代表してお話をさせていただきます。
みなさんは、マイナンバーカード もう作りましたか?
マイナンバーカードを取得して2万円分のお買い物かチャージをすれば5,000円、マイナ保険証を登録すれば7,500円、さらに「公金受取口座」を登録すれば7,500円、合計で2万円相当のポイントを貰えます。
もちろん、どうせなら貰いたいですけど、個人情報の取り扱いを任せるにしては、便利さだけを強調していて、どんなリスクがあるのかなど、まったく説明されていないと思います。
医療機関はマイナ保険証を読み取る機械の設置が義務化され、対応できない場合は違反になります。
その上、現在みなさんが使っている保険証を2024年秋に廃止すると言っています。
マイナンバーカード取得は任意だといっていたのに、保険証を「人質に」マイナンバーカード取得を強制するものです。
現在マイナ保険証に対応している病院でも、一日の患者400人のうち、一人か二人しか利用していないと聞きます。
保険証が廃止されてしまったら、医療機関の窓口は大混乱になってしまうのではないでしょうか。
高齢の開業医の先生からは、
「現在の保険証がなくなったらマイナ保険証に対応できないので閉院するしかない」
と言う声も聞こえてきます。
近所の開業医がさらに少なくなってしまい、深刻な医療崩壊につながりかねません。
一方、マイナ保険証が使える医療機関で、皆さんが普通に使っている保険証を使うと、昨年10月から初診料が高くなっています。
高齢の方がマイナンバーカード申請に苦労されている一方で、この政策は「命の選別につながりかねない」ような気持ちになってしまいます。
そしてコロナ第8波です。
病院では12月24日の24時間で、「46台の救急車」から受け入れ要請がありました。これはいつもの2倍の数字です。
残念ですが、病床がいっぱいで、実際には15件しか受け入れる事ができませんでした。
残り31人の患者様は、その後一体どのようになったのか。。。。
本当に胸が締め付けられる思いでいっぱいになります。
このように、すでに医療崩壊状態ですが、メディアでは事の重大さを伝えていません。
先ほどお話しした「マイナポイント」は、もともと私たちが生活ギリギリまで切り詰めて納めた税金です。
政治は私たちから税金を集めておきながら、その税金を「市民の命とくらしを守るため」に使ってくれていると思えません。
それどころか、「私たちの収入を全自動で管理するための仕組みづくり」にやっきになっているように見えます。
一方で岸田政権は、想定した敵国を先制攻撃できる、「反撃能力」を持つことを盛り込んだ「2023年度予算」を国会が終わってから閣議決定しました。
そのために「後期高齢者の医療費窓口負担」を2倍にするなどの「社会保障費削減」も盛り込んでいます。
私たちがこんなに苦しんでいるときに自民、公明、維新、国民民主が、防衛費増額を提言しています。
私は相手を脅すのではなく、話し合いで解決する事以外に解決の道はないと思っています。
そして消費税については「増税は当然だ」という議論までしています。
最近では立憲民主党までもが、消費税増税を肯定する発言をしています。
みなさん、「国が決めた事だから」 と諦めたりしていませんか?
政治のさじ加減ひとつで、私たちのくらしは本当にひどい状態に陥っています。
私は、自己責任を押しつけ、
集めた税金を、命や暮らしの為に使わず、「軍事費増強」や、「大企業の税金を安くするために使う」
そのような今の政治に対して本当に怒っています。
それを変えるために一番有効な方法があります。
私たちの生活に一番身近な「自治体」から、政治を変えていく事です。
すべての自治体が、私たちの暮らしを守るため、本気で議論し、決議してくれたなら、国政も無視できないのではないでしょうか。
そうなれば「検察庁法改正案」のときみたいに、政治を大きく変えることができると思っています。
日本共産党は、100年の歴史をもち、あの戦時中に「命がけで反戦と平和を貫いた」実績のある、日本で唯一の政党です。
その日本共産党の市議を、県議を、大きく増やせば政治は必ず変わります。
その証拠に、「自民党と統一協会の関係」や「政治資金規制法違反の実態」を、日本共産党の機関誌「しんぶん赤旗」がスクープを連発して、岸田政権の閣僚4人を更迭に追い込みました。
埼玉県議会議員選挙に立候補予定の
「山﨑すなお」さん。
川口市議会議員選挙に立候補予定の
「井上薫」さん。
お二人に必ず当選していただいて、私たちのくらし、教育、命を守るために、ほかの政党や会派の議員にも、働きかけていただき、
「地方政治から国の政治を変えていく仕事」
これをお願いしたい。
心からそう思い、応援しています。
1月5日付けのしんぶん赤旗の一面には広島県三原市の国民健康保険税引き下げの取り組みが紹介されていました。
「民主商工会」や「全日本 建設交運 一般労働組合」「新日本婦人の会」「年金者組合」などが加盟する「三原市国保をよくする会」を中心に、人口の35%もの署名を集めました。
日本共産党の議員が毎回の議会でこの問題を質問して、国保税2年連続引き下げを実現したそうです。
私たち一人一人の声は微力かもしれませんが無力ではありません。
政治に関心を持ち、声を上げる事で、それは、あの絵本の「スイミー」のように大きな力になります。
政治は変えられる!
ご一緒に政治を変えていきましょう。
ありがとうございました。