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源流《旬杯》


川を登り
水が澄む
世間を離れ
空に近づく

待ち焦がれた春は過ぎ
懐かしき夏の匂いは
今年も探しきれずに
どこにあるのかも
分からないままに


旬杯《俳句》参加します

道隠し
さき行かせぬと
蝮蛇草まむしぐさ


季語は
「蝮蛇草」
晩春の季節です

自分の原点を
探す振り返る
そんな想いを
通せんぼされる

そんな感じです



夏は
私の中では
せつないイメージ
夏には好かれていないのかも

ずっと
リセットしたくて
でも
残る記憶も
また私

せつなさは
初夏の海へと
流れ落つ

季語は初夏

以上二句でお願いします

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