おくり火

送り花火はコロナ禍を
超えた去年は雨に消え
今年は風に飛ばされる

ご先祖様に思い馳せ
未来の子らへ伝えてく
思い思い託す灯よ
伝えてあげてお盆の花火
(あかよねさまより)

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コロナ禍で3年間中止を余儀なくされた
やっと昨年その闇の中に輝くひかりを放つ時
雨にそのひかりは蓋をされてしまう

そして今年
晴れの日が続き雨さえ恋しくなるような暑き日々
ついにとはいかず
大きな被害が出るような風…風…
またもや闇を解き放つひかりの上に
傍らの蓋が飛ばされて覆いかぶさりました


毎年ある花火大会
当たり前にあると思っていた
あと何度ここで見られるかな

捨てるのは未練

幾多の灯ろう
数多のはなび
闇を広く高く
埋めつくすあの日の思い出は
まだこころの片すみに
そして
未来の子どもたちへと

おはよねさま
ありがとうございます
前に進みます