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半色の感傷

秋の温度は茜黄色あかねきいろ
目にうつるよう葉に残る

ひかりあればと想うぬくもり
言の葉にすらうつるよう

冷めたひと葉は地面転がり
消えたぬくもり地にすが

ずっと散らずのひと葉見上げて
最後の熱を根に送る

時は残酷尽きるひと葉に
気化した水をまとわせる

熱は殊更ことさら映る移ると
散るひと葉にも風向かう

純度100の私です



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