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ひと待ち夜《恋の巻》令和版百人一首

寒空に
昇るひかりで
星かくれ
ノスタルジアを
追う赤レンガ

ひとけもない
小さな港
ここで待ち合わせた昔は
寒さも気にせず
ただ綺麗な星を
見上げていた

今は港も少し大きくなり
ひかり輝くそこには
綺麗な星空も
キミもいない

ただぼやけ古びた
煉瓦倉庫と私だけが
佇む

ここに集いし
人々の
綴る想いは
恋のうた

様々語る
追憶と
甘いささやき
響きあう

未だ知らずの
綴りびと
出会いの価値は
仮想現実かそうげんじつ


以上です
宣伝にはなりませぬが…

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