月の手紙

既朔
見上げる空
ひと張りの弓
そこから放たれるひかり
時に優る人の言葉





嬉しいと思う気持ちは
溢れていると思っていた
繊細な気持ちに焦点を合わせる
そんな言葉を見つけられないまま
ひかりわずかな既朔の月は姿を消す







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