理解ある彼くん夫くん
私の夫は所謂理解ある夫だと思う。
心理学だかカウンセリングだかの免許を持ってる理解ある夫くんなのだった。
ちなみにオタクとしても理解ある夫くんである。
日記書いてたのであれだが、私は彼と出会う前に鬱一歩手前になった。
自分でやばいなと感じてクリニックに予約して診察受けて、鬱病まではいかないけど躁鬱なりかけみたいなのを言われた。あと30代女性特有とか冬だからとか。
カウンセラーの女性の優しさでいろいろ言えないものが言えちゃったついでに不安感とか泣きながら話した。
一番弱い薬出されたのでとりあえずいつでも仕事辞めれるように職場に連絡はしといた。
あと婚活中だったから相談所の担当者さんにもそれとなく言って休会とかいろいろさせてもらった。
その間私はひたすらクリニック行って泣いたり友達に相談してみて泣いたりようやく苦しいということを吐露できるようになった。
気づけば季節は春の終わりになり私はクリニックに行くのを独断でやめた。実生活で大変なことも起こったので自分の精神病どころじゃなかった。
でも忙しい合間に婚活再開できるくらいには精神も回復したし担当者さんにぶちまけて泣いたり慰められたりした。ただでさえ安いプランで登録してたのに通話越しで泣くやべー女が担当になって今では気の毒に思う。(結婚報告した時泣いて喜ばれた)
諸々落ち着いた頃夫に出会った。
夫は気が合うしそういった意味で理解ありすぎるし淡々と私を解読してるような時があった。
私はそれが特に嫌だとも思わなかった。今思えばそれが嫌と思わない時点でたぶんだいぶ好印象というか心を許してた気がする。
そして現在に至る。
精神病ぶり返してないのは確実に夫のおかげだけど、よくある克服したor生活できてるのは理解ある彼くんのおかげです! とかでは無いなと思った。
確実に早期判断した私と、助言くれたクリニックや担当者さんと、相談や愚痴吐きに付き合ってくれた友人たちのおかげだ。