プレクトラム見聞録-インドめし-
インド出張の話をすると、よく「ご飯大丈夫?腹壊したことない?」「めし不味くない?」と聞かれます。
ご心配なく。私は数える程しか腹壊したことがありません。そしてインド めしは美味いです。これは断言できます。
インドめしはどれもスパイスが強く、甘さも辛さもメーターを振り切っています。薄味の日本食に慣れきっているジャパニーズにはいろんな意味で刺激が強いめしです。しかし決して不味いという事はなく、日本のインドめし屋では体験できない、様々なスパイスによる複雑な味わいを楽しめます。皆様方には是非とも現地でインドめしを味わっていただきたく、以下にその一部をご紹介いたします。なお、プレクトラム結社の支社が存在するのは南インドなので料理もそのタイプに偏っております。
こちらは南インドでメジャーな朝食、ドーサです。
クレープ生地に何かしらの食材が包まれており、チャツネをつけて食べるのが一般的です。インドめしの中では抜群に食べやすく、初見さんにもおすすめできます。外国人が泊まるホテルなら、朝のバイキングでウェイターに「ドーサ」って言えば作ってもらえます。
定番の昼めし、ミール(写真がなかったのでgoogleから)
ローカル民は山盛りで米をのっけて全て平らげます。腹が出るわけです。
これは世界一甘いと言われるお菓子Gulab Jamunです。
油で揚げたドーナツを甘い甘い蜜に漬けた甘味で、見るだけで胸焼けがしてきます。これに限らず、南インドのお菓子は基本的にゲロ吐くレベルで甘いです。
みんな大好きチキンマサラ。いわゆるバターチキンカレー。
日本で食うバターチキンカレーとは全く異なる非常に濃厚な味です。カレーというよりトロットロのソースと言っても良いかもしれません。いくつかのレストランで食いましたが、基本ハズレはありません。チャパティやナンなど炭水化物と合わせて食べれば間違いなく満足できます。
マトンカレー
チキンと違ってかなり辛いです。なお、この時店員がバナナの皮の上にカレーを取り分けてくれたのですが、どう見てもアレにしか見えませんでした。
パニールを使った料理
パニールは、牛の乳から作るチーズのような塊です。インドに多いベジタリアン向けの食材で、モチモチしててクセになります。
ビーフカレー
THEジャパンカレー
タンドリーチキン
ハーフでこのボリューム。肉厚でスパイスが効いていてむちゃくちゃ美味いです。ちなみに、インド人は日本人と比べるとかなり大食いです。この料理に限らず、日本の感覚で注文すると超ボリュームの料理が来るのでご注意ください。
赤黒く怒張したバナナです。
ローカル民におすすめされた品種で、バナナというよりも、固めたクリームを食べているようでした。
勝手に運ばれてきた謎の飲み物
飲み物にもスパイスが入ってます。慣れればイケます。
謎の料理
これを食べた後乗った飛行機内でマーライオンになりました。
以上、基本的にレストランなどちゃんとしたところで食うめしを紹介しました。露店にいけばもっとローカルなめしも食えるので、インドに訪れた暁にはそちらにも挑戦してみてください。普通においしいです。
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