見出し画像

週末で終末が踏める。

 今週は在宅勤務が四日間つまり1日しか出社していない。なんなんだろうな、仕事に熱中してるときほど辛いのに幸せで、仕事から逃げてるときほど幸せなのに苦しいのは。
 パラドクスは延々と続いているわけで、自分の頭が首が目がどっちを向いてんだかわからない、わかろうともしたくないのかもしれないが、しれないが、なんだかもういいよ、という気はしてる、くっきりと「なんだかもういいよ」とボールドをかけてシャツの袖口あたりに書き込みたい。

 歳のせいなのか性格のせいなのか時代のせいなのかこのクソめんどくさい思考回路のせいなのかわからないが、1人になるのは寂しいくせに人と何かを結び合うのは怖い、って人、沢山いると思う。いるはずだ。誰かに何かを言って欲しいし、誰かに何かを言葉にして伝えたい。

 でも、周りにいくら人がいたって、いやいるからこそ孤独だ。孤独を愛してしまっている、という壊滅的な心のありかたを作り上げてしまった。

 井戸がある。月夜にその中を覗き込んで、何もないことを、枯れてさえいることを確かめる。毎晩それを繰り返して、終末を待つ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?