慌てず急ぐ
余裕を持って行動したいなと、慌てている人を見るといつも思います。その度に「慌てず急げ」と頭の中に浮かびます。それにしても慌てず急げとはどういうことなのでしょう。
慌てる… 不用意なために平静さを失い、まごまごする。
急ぐ … 早く仕上げよう、早く行き着こうとして、速さを増す。
2つの言葉の意味を見比べると、慌てず急げという言葉の意味がわかる気がしました。言い換えると「うろたえず、スピーディーに。」となるでしょうか。慌てるという言葉は少しネガティブな意味であるように感じます。
大体、慌てる原因を作っているのは自分自身であると思います。朝起きるのが遅かったり、締切直前まで仕事をこなせていなかったり、外に原因を探ろうとしますが、大体無駄だと気づきます。慌てないでいられることは、大事な能力と言えるでしょう。
能力はある・ないの2つに分けることができます。ない場合でも訓練すれば身につけられるものが多いと思います。慌てない能力は、準備のうまさとか仕事の速さとか、そんな能力と似ている気がします。そして、慌てない能力は慌てないことで磨かれていくと思います。慌てる回数が増えれば、その分慌て方がうまくなるだけです。いや、下手な人が慌てるのかな。
急ぐ方にも言及しようとしましたが、急ぐのは意味を調べるとなかなか悪い意味はないようで。例えば急いで準備するといえば、スピーディーに準備するだけということです。急ぎたればそうすればいいかなと。ただそうすればその分余裕が生まれるように思います。
「あわてず いそげっ!」
ゲームのキャラのセリフとしてはいい言葉だな。