考えがちな内向型とは②
私なりに内向型の定義・特徴をまとめてみた
「考えがちな内向型とは①」の続きです。
内向型の概念に出会って救われた20代女性。
生きやすくするため実践中ですが、関連書籍の読書メモと自分の考えをまとめてみます。
考え込みやすく悩みがちな人の参考になれば幸いです。
【内向型と外向型の違い】
「考えがちな内向型とは①」でも色々触れましたが、内向型と外向型は
まとめると4つの観点で違いがあります。
①刺激:内向型は外向型より少しの刺激でも敏感に感じ取る
→少しの刺激で十分で、色々な出来事がありすぎると疲れてしまいます。
状況の変化が激しいとジェットコースターのような感覚で心臓に悪い。
②元気になる方法:内向型はくつろぐ・休息 / 外向型はアクティブ
③好きなこと:内向型はぼーっとする、考える/ 外向型は意欲的に活動
→②③共通ですが、内向型は自分の内側に興味のベクトルがあり、
落ち着いていられることを好みます。
外向型は外部の刺激を求めるため、アクティブに活動します。
④情報処理のスピード:内向型は外向型より時間がかかる傾向
→脳の神経回路が長いことに起因しています。
内向型は外向型よりレスポンスに時間はかかりますが、
熟考して考察力を発揮します。
【私個人の内向型特性】
私が特に自分に当てはまるなと思う内向型の特性は大きく4つあります。
自分の得意なこと・苦手なことが内向型であることに影響していると
わかって、考えが開けたと感じています。
①じっくり考えるのが得意
→情報収集して構造的・論理的に捉えたり、計画を立てて準備することが
得意です。情報をまとめたり、資料作成するのが好き。
学生時代はレポートや作文が苦になりませんでした。夏休みの宿題は
計画的に終わらせたタイプです。
考え込んでしまうことがあり、すぐにレスポンス求められることが苦手。
その場で回答しないといけない電話がどうにも好きになれません。
メールの方が考えをまとめてから送れるため好ましいです。
また短所としては考えすぎて優柔不断になったり、物事を進めるのに
時間がかかることがあったり、自分の失敗やつらかったことをくよくよ
悩んだりしてしまうところがあります。
②マルチタスクが苦手
→内向型は脳の情報処理が複雑なため、思考の切り替えに時間がかかり、
複数のタスクを同時並行的に進められないそうです。
昔からマルチタスクであれこれ手を広げるとうまくいかないと感じて
いました。得意なことに絞って注力したいです。
今の仕事が広く浅く色々やっていくようなところがあり、またスピード感
を求められるため苦手意識が非常に強く、社会人になってからずっと
苦しんでいます。もっと専門性を持ってじっくり取り組めるような仕事が
したい。
③興味がないことにやる気が出ない
→内向型は自分の中にモチベーションを求めるため、自分が納得しないと
やる気が出ないところがあります。確かに仕事で納得感を持てないと、
やらされ感が強くなかなか進みません。指示されたことでも自分が無駄な
ことだと思うと、なんでやらないといけないのか強く思ってしまいます。
④多くの人と関わると疲れる
→人見知りではないのですが、友達は多い方ではなく、一人でいることが
好きです。口数が少ないわけでもないですが、大人数より少人数の集まり
の方が話しやすいです。
また仕事で多くの人とこちらからグイグイ調整かけていくのは苦手です。
相手の都合や伝え方など色々考えてしまうため、人に依頼するときに消耗
する感じがあります。
疲れると人に会いたくなくなり、一人でいるとエネルギーが回復します。
【参考書籍】
内向型人間だからうまくいく (祥伝社新書) – 2020/2/1
カミノユウキ
もう内向型は組織で働かなくてもいい
「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ(世界文化社) – 2020/3/11
堤 ゆかり